ジェシーさんの苦悩 (ページ8)

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京本side

樹がソロの撮影に行って、北斗とソファーで話してたら

「たいがーーー!」

またジェシーが突っ込んでくる

さっき樹にしてもらってたように、俺の膝にちょこんと座る

樹がかわいいって言うの分かるわ

『なに?』

「俺、ちっちゃい方いいの?」

『なんで?』

「だって樹さ、俺がいつものサイズの時はなんも言わないのに、今のサイズだとすげーかわいいかわいい言うじゃん」

思わず北斗と目を合わせる

『いつもだと言いにくいんじゃない?

樹の方が背低いっていうのもあるだろうし、自分より背低い奴にかわいいって言われんのもジェシーが嫌だろうなって思ったんじゃない?』

「そんなことないよっ!

樹いっつも言ってくれないけど、今日すごい言ってくれてめっちゃ嬉しかったよ、俺。

樹、俺より背は低いけど、カッコいいし、優しいし、、、。とにかく、身長とか関係ないじゃん!」

『じゃあ、それ樹に言った方がいいんじゃない?』

「え、、、はっず!」

『言わなきゃ変わんないよ〜?』

「そうだけど〜、、、」

ん?

『ちょ、ジェシー?』

俺の肩にカクンと頭を乗せると、そのまま寝ちゃったらしいジェシー

隣でクスクス笑う北斗

ま、ジェシーは撮影終わったしいっか、、、

って俺まだじゃん!

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