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~9~ ページ10

また今日も山でAとたくさん話した。




笑いあったり、時には真剣に相談したり、俺のつまらないはずの夏休みは180度回転した。




すげぇ楽しかった。








『今日も話せて楽しかった!じゃあまた明日ね!』







風「ちょっと待って!」








俺は帰ろうとするAを引き止めた。








『どうしたの?なんだか風磨らしくもない笑』








俺は今日言うって決めてたんだ。
ここで言わなきゃ男じゃねぇ。








風「俺、Aの事が好きだ。一目惚れしたんだ。だから俺と付き合って欲しい。」








Aは驚いたまま突っ立っていた。さらに数秒後には俯いてしまった。
そりゃそうだよな、だって出会って1週間しか経ってねぇし。







『わ、私でよければ……。』








風「マジ?!よっしゃー!!!」








びっくりしたし、めちゃくちゃ嬉しかった。
今日からAが俺の彼女になったんだ。








『明日からもよろしくね!』








そう言ったAの顔はすごく嬉しそうだった。








風「うん、また明日。」









そう言って俺は山を下った。

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作者名:平社員 | 作成日時:2016年8月14日 22時

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