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~23~ ページ25

俺は倒れてから3日後に東京に帰った。









2学期が始まり一週間が経った頃、課題考査に学園祭の準備とか充実した日々を送っていた。









まあAの事は未だに忘れられないけど…









あれからどうなったかなんて聞いてないし、俺は本当に夢を見ていたんじゃないかとも思うようになった。









それにしてもリアルすぎだろ…









今日もいつも通り起きて、学校へ行く支度をすませて自分の部屋からリビングに来た。









いつも通りの朝ご飯を食べながらテレビを見ていた。









そしたら急にテレビの生中継が始まって、記者会見みたいな映像が出てきた。









俺は目を疑った。









人間って驚くと固まるって本当なんだな。









"昨日、新種の花が発見されました。

場所は東京から5時間程離れた〇〇県△△郡××村、人口は50人にも満たない小さな集落にある山の中です。

雪のように真っ白い花で、花びらに特徴があります。

花びらは付け根は紫色で徐々に白くなっていきます。

第一発見者、植物学会との協議の結果、新種と認められ、山に植えてある状態のままの保存が決定しました。

花の名前も協議にて決められました。









名前はAになります。"

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作者名:平社員 | 作成日時:2016年8月14日 22時

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