うらびょうし えぴろーぐそのに with satoru ページ50
彼女は小柄な上に、ドレスを着ていて走りにくそうだ…
井口｢捕まえた。｣
彼女の手首を掴む
井口｢どうして、逃げるの。｣
｢………｣
井口｢手紙読んだよ。｣
｢ごめんなさい！あんな自分勝手なこと…｣
井口｢好きです。Aさんの事が。｣
｢……え｣
井口｢この会えなかった時間、ずっと想ってた、忘れたことなんかなかった、もう二度と後悔はしたくない。｣
｢…そんな｣
井口｢ねえ、Aさんは？｣
｢……今も今までもずっとずっとすきです。理さんの事。｣
掴んだ腕を引っ張りAさんを抱きしめる。
小柄な彼女はすっぽりと俺の腕の中におさまった
井口｢向こうで夢叶えれた？｣
｢はい。でも、まだまだ頑張んなきゃです。｣
井口｢そっかそっか、おめでとう。｣
｢今日、お兄さんと共演するから…もしかしたらって思ってたんですけど…ほんとに理さんが目の前に現れて…なんか…逃げてごめんなさい。｣
井口｢傷ついたな〜笑｣
｢ほんとにごめんなさい！！！汗｣
井口｢ドイツでもどこでも、どれだけ距離が離れてようと知ったこっちゃないね、俺の側にいて欲しい。
Aさん、付き合ってくれますか？｣
｢はい。よろしくお願いします！私も理さんのこと…離しませんから！｣
上目遣いで少し涙ぐんでいるAさん
井口｢男はねーそういうのに弱いんだよ。｣
｢？……んッ｣
柔らかい唇
たっぷりと味わう
｢…さとる…さん…ッ｣
Aさんが俺の胸をドンドンと叩く
｢…はァ…息…できない！｣
井口｢…ごめん 笑｣
真っ赤な顔。かわいいなあ。
俺の彼女かわいいなあ。
｢お兄さん、始まっちゃいますよ？行きましょ！｣
そう言ってAさんは俺の手を握りひっぱる
俺も強く握り返す
｢理さん、痛いです 笑｣
手を繋ぎながら歩くなんて…ああホントに彼女なんだ俺の彼女なんだ…泣
井口｢ね、もっかいちゅー｣
｢今はダメ！！！｣
井口｢けち。｣
俺は彼女の手のひらにキスをする。
くすくすと笑うAさん
井口｢ねえ、また演ろうよ。一緒に。｣
｢もちろん！理さんと出会ったジャズバーで。｣
井口｢定休日にね｣
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若(プロフ) - 50話つづけられたのも、皆さんのコメントのおかげです。改めて、ありがとうございました！ (2020年5月10日 23時) (
レス) id: 3a0de8e383 (このIDを非表示/違反報告)
若(プロフ) - るう＠邦ロックとetcさん» るうさま！初めまして！最近更新できていないのですが、やる気でました！近々更新いたします！コメント、ありがとうございます♪ (2020年4月25日 0時) (レス) id: f6644aa233 (このIDを非表示/違反報告)
るう＠邦ロックとetc(プロフ) - めっちゃ好きです！これからも頑張って下さい！ (2020年4月23日 11時) (レス) id: c36a2fba5d (このIDを非表示/違反報告)
若(プロフ) - NAOさん» NAO様 初めまして！コメントありがとうございます(；；)！コメントが1番書こう〜！という原動力になっております！楽しんでもらえるよう努めます( ´ ` )♪ (2020年3月16日 7時) (レス) id: 5f56b206e4 (このIDを非表示/違反報告)
NAO(プロフ) - こんばんわ(^^)更新嬉しいです、続編も別のお話も楽しみにしています！！ (2020年3月16日 1時) (レス) id: e31bf3bc4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：若 | 作成日時：2019年10月12日 17時
