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『遅なってしまってごめんなさい。僕は元気です、会いたい』
そんな返事が返って来た。
俺は早速、会う約束を取り付けともひろの家に向かった。
実に3週間ぶりのともひろ、珍しく緊張しながらともひろの家のインターフォンを押す。
「はぁーい」
久しぶりに聴くともひろの声、心臓の音が身体中に伝わる。
「久しぶり」
「うん、どーぞ入って」
心なしか、ともひろのふよっとした身体が小さくなっている気がした。でも俺より小さいのは元からやし、ともひろは小さいって言うと怒るから聞くに聞けへんし、どうしたものか。確証のない違和感を抱きながら、ともひろの部屋へ足を踏み入れる。
そうして2人落ち着いたところで、ずっと気になっていた事を
「ともひろ、なんかあったん？」
「ごめんなぁ、最近家族の用事でバタバタしてもうて、全然連絡取られへんかってん」
「ええんよ、ええねんけど、寂しかった」
「ん。おれも。」
久しぶりにともひろを抱きしめて、ともひろの匂いを胸いっぱいにいただく。そして確証した
ちっちゃなった。
違和感は確証へと変わり、俺を心配の渦へと放った。
「ともひろぉ、ちっこなったやろ」
「..悪口?」
「ちゃうって。痩せたってこと、やっぱりなんや隠してるやろ」
「ダイエットしてん！僕が痩せたらあかんの？」
「あかんくはないけど、ともひろはふよっとしとる方がええよー」
「イケメンくんのいけず。」
「ごめんて〜！痩せててもかわええから！な？！」
「...くれーぷ」
「買うたる！買わせてください！！
ぁ、けどダイエット...」
「ぁっと..今日は食べれる日やからええの！！！」
「はい！！！」
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作者名：たぱぱ | 作成日時：2022年8月30日 1時
