意地？ ページ14
「…それでも…それでAちゃんとの結婚を許してもらえるなら…僕はやる」
ジョンフン「お前…なんか意地になってない？」
「え？」
ジョンフン「Aちゃんとの結婚は俺も…そしてみんなも応援してる。でも、さっきの社長の言葉に踊らされてない？」
「…」
確かに…社長の言葉に売り言葉に買い言葉じゃないけど、交換条件というような形で話をしてしまったのは僕の早とちりかもしれない…
でも…
「意地になってなんかないよ…」
顔を上げてジョンフンを見る。
「僕にはAちゃんが必要なんだ…僕が唯一本当の僕でいられる場所がAちゃんの隣なんだ。こんな僕をすべて受け入れてくれて大きな愛で包んでくれるAちゃんを僕は幸せにしてあげたい。異国の地で芸能人ていう恋人と付き合ってる…常に不安が付きまとう状況のAちゃんを心の底から安心させてあげたいんだ」
そう…昨日Aちゃんの家に行った時、Aちゃんがトイレで席をはずした時だった。
Aちゃんのお母さんが僕を見てこう言ったんだ。
「あの子、ああ見えてすごく寂しがりやなの。でもそれを人に見せようとしないのよ。私たちにも素直に甘えればいいのに、甘えベタなのね。こう言ったら相手に迷惑をかけちゃうって考えちゃうんだと思うの」
確かに…Aちゃんはそういう子だ。
僕に迷惑をかけないように一人で抱えちゃうことがある。
きっと…いつもあまり一緒にいられないから寂しい思いもたくさんしているんだろうな…。
それでも愚痴一つ言わずにいつも笑顔で僕を癒してくれる。
「だからホンギくん、どうかあの子をよろしくお願いします。幸せにしてあげてくださいね」
「もちろんです。必ず世界で一番幸せにしてみせます！」
僕はまっすぐにお母さんの目を見て答えたんだ。
ジョンフンは僕を見て「ふぅー」と息を吐くと眉を下げた。
ジョンフン「わかったよ。俺も協力する」
ジェジ「僕も」
ミナン「僕も！」
スン「僕もだよ！」
「ありがとう…みんな」
話が終わると僕は宿舎を後にした。
早く家に帰ってAちゃんを抱きたい
強く抱きしめたい
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ローズマリー(プロフ) - この先には二人の幸せが待っていると信じて読み進めましたが、凄く切なかったです。 (2015年8月29日 12時) (
レス) id: c5c79aae4e (このIDを非表示/違反報告)
ちさたま(プロフ) - ぴょんさん» そーでーすwツイでもろよすんです^_^ (2014年2月16日 17時) (レス) id: a0ab29c546 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - ちさたまさん» ちえちゃんて、あのちえちゃん？？わぁ、コメありがとうございますぅ！これからも頑張りますんでよろしくお願いしまーす！ (2014年2月16日 16時) (レス) id: 0b2cc0f50c (このIDを非表示/違反報告)
ちさたま(プロフ) - こちらでは初めまして！ちえって言います。やっとここに感想書きますwずっと前から可愛いホンギ大好きです！また他のもの楽しみにしてます (2014年2月15日 16時) (レス) id: 29c0844917 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - あいぼんさん» うふふ (*´艸`*) あいぼんちゃんのホクロ萌えwww そそ、アイちゃんとミナンの話はね、何気にあたしも気にいってるwww 後編も作ったからよろちくー (2013年1月20日 11時) (レス) id: 23b70597e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴょん
| 作成日時：2012年12月5日 23時
