誓い1 ページ19
ほんとに?夢じゃなくて?
目の前に立っているジョンフン
なのに、実感が湧かない。
さっきまであんなに大きなステージに立っていた彼が今こうして目の前に立っている。
でも、確かに「A……」って名前を呼んでくれた。
その声は聞き覚えのある懐かしい大好きな声。
間違いなくジョンフンだった。
ジョンフン……ジョンフン……
元気だった?
_ううん、違う。
久しぶりだね…
_そうじゃない。
ライブすごかったよ…
_違う、そうじゃない。
ジョンフンと別れてから1年以上経っていて、その間に心の中で彼に呼びかけた言葉は数え切れないほどあったのに、
こうして目の前にすると何をしゃべっていいのか…
でも
次から次へと今までの想いはとめどなく溢れ出す。
ずっと、ずっと、別れたときから
ううん、別れる前からわかっていた。
私には、もうこの人しかいないんだって。
ジョンフンだけなんだって。
なのに…私は自分で手を離してしまった。
別れた後、その代償のあまりの大きさに改めて気づかされた。
それでも…
心の中でジョンフンを想い続けていようと思っていた。
でも…
こうしてジョンフンに会ってしまったら、心の中で静かに想い続けていたものが一気に暴れだしてしまった。
何を……伝えたらこの想いをわかってもらえる?
言葉の代わりにその想いが涙となって溢れ出した。
ジョンフンも…涙を流している。
きっと、ジョンフンも今まで同じ想いでいてくれていたんだ。
言葉に出さなくても、伝わってくる想い。
でも、これだけは伝えたい
『ジョンフン……私、…』
そこまで言ったとこでジョンフンに引き寄せられ唇を塞がれた。
久しぶりに感じるジョンフンの温もり、匂い、
そして唇から伝わるジョンフンの愛。
想いをぶつけ合うようにジョンフンは激しく私の唇を求める。
私もそれに応えて夢中になってキスを繰り返す。
そのキスがだんだんゆっくりと優しく甘いキスに変わると、そっとジョンフンは唇を離した。
ジョンフン「オレから……言わせて?」
3年前と同じ言葉…
ジョンフンの目をまっすぐに見つめると、その瞳には私の姿がはっきりと映っていた。
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ひろ(プロフ) - おまけだけ読んだのにまた泣いちゃった〜!やっぱりSTAYは大好き♪ぴょんちゃんの作品は心がこもっているからホントに大好きだよ!ありがとう♪ (2014年7月24日 3時) (レス) id: fe2482b18c (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - まいさん» はじめまして♪長い作品ですが最後まで読んでいただきありがとうございます(*´ω`*)他も読んでいただけたら嬉しいです♪ (2013年11月14日 12時) (レス) id: 23b70597e5 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - すみませ(>_<)絵文字が?になってしまいましたm(_ _)m (2013年11月1日 21時) (携帯から) (レス) id: 315e2a41bd (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 凄く、楽しめました
ありがとうございました
違うストーリーも読ませて頂きますね (2013年11月1日 21時) (携帯から) (レス) id: 315e2a41bd (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - 初めまして♪ありがとうございます〜(o^∀^o) ブログは『ふに時々えぷ日記』で検索すれば多分一発でhitすると思います☆ しょうもないことばっかり書いているブログですが良かったら見てくださいね♪ (2012年11月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 9bf5f80f21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴょん | 作成日時:2012年5月31日 16時