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失意のどん底で3 ページ25

「ちょっ!降りる!!」

言葉が先だったのかドアに手をかけたのが先だったのか、
オレはドアを開けると駆け出した。

マネ「おい!ジョンフン!!」

マネージャーがびっくりしながら制した声もすぐさま聞こえなくなった。


「A!!」

オレが叫ぶとその小さな人影が顔を上げる。

『フニ…』

オレと目が合うとあのいつもの笑顔で立ち上がった。

Aだ……

ほんとに?夢じゃないよな?


『えへへ。来ちゃった』

照れながら言ったAの言葉で、オレは一気に理性のスイッチがぶっとんだ。

Aを壊れそうなくらいきつく抱きしめた。

この感触

この匂い

オレの張り詰めていた心に優しく染み渡る。

抱きしめて初めて、自分が本当に限界だったんだと気づく。

Aに会いたくて、会いたくて、たまらなかったんだ。


『…フニ…苦しい。』

Aの声にハッとして腕の力を緩めた。


「ごめん…」

『ううん…ねえ…泣いてるの?』

「え…」

頬に手をやると涙で濡れている。
自分でも気づかないうちに泣いてたのか…。

Aはそっとバッグを広げてハンカチを取り出してオレの涙を拭いてくれた。

その優しさに溢れた瞳は、すべてを悟っていることを物語っていた。


『なんて顔してんの?笑』


なぁ…ホンギ、お前の言った通りだったよ。
1000ウォンの借りは返せたかな?

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ぴょん(プロフ) - >ぽっぽ娘さん ありがとうございます!頑張って書いていきたいと思います♪ (2012年5月9日 23時) (レス) id: 01ab3e56ea (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぽ娘(プロフ) - 私も昨日書きはじめたばかりなんです!! でもやっぱり、読むほうが楽しいかも^^;一瞬で萌えましたよ☆!!面白くなりそう♪♪ (2012年5月9日 21時) (携帯から) (レス) id: f0e8b77318 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぽ娘(プロフ) - 私も昨日書きはじめたばかりなんです でもやっぱり、読むほうが楽しいかも傚 一瞬で萌えましたよ撥潴滅鬚なりそう燬 (2012年5月9日 21時) (携帯から) (レス) id: f0e8b77318 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴょん | 作成日時:2012年5月9日 19時

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