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＊８＊ ページ9
「久しぶりだな、A」
またそんな声が後ろから聞こえたので振り返ると
なんと小さい頃から見慣れてるウェーブのかかった髪型
「あ、れ…？神のたっくん…？！」
「…え、俺…まだその呼び方…？」
神のたっくんは涙目になって下を向いた
「わ、ごっ、ごめんね！神童くん！！」
私は神童くんの目の前で手を合わせて謝る
そしたら神童くんはジーっと私を見て口を開けた
神童「…キスしてくれたら許す…。」
「………………………あ……………え？」
今、何と？
私が間違えていなければ “キス” 。
霧野「神童、それは流石に…な？」
蘭ちゃんが神童くんの肩を持ち言うと
神童くんは「じゃあ泣く…。」と言って泣き始めた
私はお兄ちゃんに助けを求めに行って聞いたら
「ごめんね、たっくん…((ﾊｰﾄ」って言えと言われた
お兄ちゃん…流石に無理がある
だ、だけどやってみる！！
あ、当たって砕けろって言うし…！
「た、たっくん！」
霧野「たっくんってまだ呼んでるのか？」
「蘭ちゃんは黙ろう」
霧野「悪い…」
ふぅ…で
もう一度！
「ごめんね…たっくん！」
神童「キス」
「蘭ちゃんにしてもらって」←
神童「キス」
「っ〜…！！分かった！キスしますよーだ！」
私はたっくんの肩を持ち顔を近付けて…
______チュッ…
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作者名：癒し猫姫 | 作成日時：2017年9月16日 20時
