ALLINの彼 [mnd] ページ7
私はこの街のCAR STORE EDENというお店の社員だ。
そう、正真正銘の白市民。
そんな私ですが、どえらい人と付き合っています。
mnd「A、くるま オススメ教えて」
そう、ギャング ALLIN のボス mon D
もんちゃんとの出会いは、まだ私がEDENで働く前のこと。
この街にまだ来たばかりの私はやることもなく、ただ歩いていた。
そこがギャングのたまり場であることを知らずに。
mnd「そこの女、なにしてる」
声のしたほうへ振りかえった瞬間、ビビッと電気が走ったかのように私の心が震えた。
mnd「見ない顔だな、だれだおまえ」
『すき、』
mnd「なんだ?」
『私Aって言います!お名前は?』
一目ぼれだと思う。こんなに人を好きだと思ったのは初めてだ。
でも彼から放たれたのは
mnd「用がないなら帰れ、ここ危険だぞ」
冷たい一言だった。
『私、何も考えずに歩いたらここにいたので帰る場所がありません』
mnd「俺が送る。レギオンでいいか」
そう言って、車を出してくれる黒マスクをしたいかつい人
『かっこいい車....』
mnd「くるま 好きなのか」
ぶっきらぼうに放つ言葉にも優しさが感じられ見た目ほど怖くないのかなとも思う。
『はい!車好きです。弄ったり、性能変えたりすることがとても好きで』
mnd「メカニックいってみたらいいんじゃない」
そう提案され、別れた後すぐメカニックに志願した私もなかなかちょろいと思う。
そのまま助手席に乗り、レギオンという場所まで送ってもらう。
横顔かっこいいなぁ ... すきだなぁ ...
mnd「なんか顔についているか」
『お名前は』
mnd「話を聞いているのか、」
とため息をつきながら 彼は Mon D という名前であり
ギャングのボスをやっていることを教えてくれた
『もんちゃん..』
一瞬眉間にしわを寄せたMon Dさんだったが好きに呼んでくれてかまわないと言ってくれた
レギオンに到着したとき、もう二度と会えないのかとおもうと心が締め付けられた。
『もんちゃん、連絡先知りたい』
mnd「俺とは関わらないほうがいい、危険だぞ」
そう伝えて、車にまた乗りこもうとする。
『教えてくれなきゃ、またあそこ行く。』
mnd「おれがこわくないのか」
『もんちゃんはもんちゃんだよ。』
好きにしたらいい、と連絡先だけ交換してもんちゃんは車を走らせた。
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217-nina-(プロフ) - ポピーさん» ポピー様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月22日 17時) (レス) id: ce3d0b0ff1 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - mioさん» mio様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月21日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
璃梨 - 217-nina-さん» ありがとうございます!!!!!!!! (3月20日 17時) (レス) @page36 id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - 璃梨さん» 璃梨様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月18日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - nikoさん» niko様、コメントありがとうございます。今書いているものが終わり次第、リクエスト分書かせていただきます!お待ちいただけますと幸いです^^ (2月29日 17時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:217-nina- | 作成日時:2024年2月14日 17時