"憧れ"なのか"恋"なのか [kmt] ページ45
朝起きて、カーテンを開け朝日を浴びる。
顔を洗い、歯を磨き、朝食の準備をして、コーヒーを飲みながら今日も出勤をする。
私は北署の副所長代理だ。
ホームズ先輩となずぴ、鷹さんの右肩として働いている。
そして私には憧れの先輩がいる。それがホームズ先輩だ
警察を誘ってくれたのも、北署にスカウトしたのもすべてホームズ先輩で
ホームズ先輩がいなければ今の私はいないだろう。
『おはようございます。A出勤します〜』
nzp「A〜〜〜〜おはよう!今日も頑張ろうね!」
北署に出勤するやいなや抱きついてくるなずぴ。
彼女は私の3カ月ほど後の後輩で、北署の副所長だ。
彼女も警察なりたてはキーモット先輩を一番に尊敬していたが、今では多分れむ先輩を1番に慕っているだろう。
kmt「おはようA今日もかわいいね。また身長縮んだ?」
彼が私のあこがれであるホームズ先輩。
相変わらず朝からノンデリ発言でなずぴにブーイングされている。
それでも私は彼を憧れている。
彼には 朱雀さんという恋人がいる。
まだ二人でいるところを見てはいないので、あまり想像できない話。
『ホームズ先輩、なずぴおはようございます。』
nzp「なずぴね〜Aの着信音作ってきたよ〜」
そんな和気あいあいとした北署で、働けることを光栄に思っている。
______________
そんな一日の帰り。
ホームズ先輩の姿を見つけた、私はちょうど話したいことがあったのでその姿を追いかける。
『ホームズせんぱ…』
声をかけようとしたが、その光景に私は言葉を失った。
nnm「モトくん、お疲れさま」
ホームズ先輩の自宅付近で、朱雀さんとホームズ先輩が熱い抱擁を交わしていた。
ホームズ先輩に恋人がいたのは知っていたし、そうだとしても別に自分は関係ないと思っていた。
でもどうしてだろう、こんなに胸が苦しく張り裂けそうなのは。
気付きたくなかったこの気持ちに、その場にしゃがみこんでしまう。
幸い、こちらに気付くこともなく、自宅へと入っていった二人を前に私は動けずにいた。
tsak「あれAどうした!?」
北署から帰宅中の鷹さんに見つかり、心配される。
tsak「具合悪いんか??」
『大丈夫。心配かけてごめん』
私は立ち上がり、自宅へと帰った。そのあとのことはあまり覚えていない。
泣きすぎて疲れて、気が付いたら朝だった。
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217-nina-(プロフ) - ポピーさん» ポピー様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月22日 17時) (レス) id: ce3d0b0ff1 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - mioさん» mio様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月21日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
璃梨 - 217-nina-さん» ありがとうございます!!!!!!!! (3月20日 17時) (レス) @page36 id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - 璃梨さん» 璃梨様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月18日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - nikoさん» niko様、コメントありがとうございます。今書いているものが終わり次第、リクエスト分書かせていただきます!お待ちいただけますと幸いです^^ (2月29日 17時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:217-nina- | 作成日時:2024年2月14日 17時