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rkj「おねーさんまたやってる」
いつも通り、薬を製造中、力二さんに見つかってしまった。
『あ、力二さん。これは合法です。』
rkj「俺にそんな嘘通用するわけないって。出直してきて」
そんなやり取りをしながら、力二さんはどんどん私の荷物を押収していく。
rkj「はい、ガンライセンスないのに銃持ってる。はい押収〜はい、銃刀法違反〜」
そういいながら、淡々と請求書を送る力二さん。
『力二さん前回、私のこと40万の罰金だったのにプリズン送ったでしょ。詐欺罪』
rkj「俺まだ警察なり立てなんで〜。30万でプリズンと思ってました〜〜。はい詐欺罪通用しないおつ〜〜」
『プリズン行く必要なかったのに、行ったんですけど。職権乱用で私文書偽造罪〜』
rkj「はい別に俺六法偽造してない〜嘘乙〜」
こうやって小学生みたいな言い合いをしている時間が、私は大好きだ。
rkj「まぁ関係ないプリズン送ったのは謝る。まぁあんとき5分にしてやったから許して、ふつーに」
謝ってくる力二さんが可愛くて、許してあげてしまう私も単純すぎるかな。
rkj「もう悪いことすんなよ〜」
後ろを向いて歩きだす力二さん。
ねぇ、私が貴方に会いたいから犯罪をしているって言ったらどんな反応するのかな。
そしてその日もまた懲りずに空き巣をしていた。
rkj「はい〜〜犯人〜〜誰だ〜〜」
力二さんの声が聞こえる。
『なんで毎回来るの〜〜』
力二さんに本来の目的がバレてもいけないので、噓をつく。
まぁ、他の人が大型対応していて力二さんしか来れないのわかってやってるんだけどね。
rkj「またAか〜もうやめなって言ってんじゃん」
そういいながら私が出てくるのを待つ力二さん。
空き巣って一個一個バンに詰めなきゃいけないからめんどくさいんだよね。
rkj「ナツメとからだおとかはAのこと捕まえられない〜今日もチェイス負けた〜とか言ってんのに、Aそんな上手いわけじゃないんだよな」
核心突いた話をされて、冷や汗が流れ始める。
『おにーさん強いからね〜』
rkj「俺以外A捕まえたことないの、ふつーに理解できないっしょ」
『私結構チェイス上手いから』
rkj「俺には全敗してんのに?」
rkj「もしかして、Aってさ、俺に捕まりたくて、俺に会いたくて犯罪してる?」
遂に、犯罪をやめないといけない日が来るかもしれません。
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217-nina-(プロフ) - ポピーさん» ポピー様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月22日 17時) (レス) id: ce3d0b0ff1 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - mioさん» mio様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月21日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
璃梨 - 217-nina-さん» ありがとうございます!!!!!!!! (3月20日 17時) (レス) @page36 id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - 璃梨さん» 璃梨様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月18日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - nikoさん» niko様、コメントありがとうございます。今書いているものが終わり次第、リクエスト分書かせていただきます!お待ちいただけますと幸いです^^ (2月29日 17時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:217-nina- | 作成日時:2024年2月14日 17時