救ってくれたのは [ntm] ページ37
ntm「な〜にやってんだぁ〜〜」
ギャングと思われる集団から、囲まれ恐喝を受けていた私を、銀髪の彼が助けてくれる。
彼の一言で、ギャングたちは舌打ちをしながら逃げていく。
『ありがとうございます。私今日この街に来たばかりで』
今日この街に越してきたばかりで、ギャングに囲まれるなんて、幸先が悪すぎる。
ntm「僕が通りかかったから、よかったですけど。気を付けてくださいね。危ないですから」
『よろしければ、お兄さんの名前伺っても?』
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彼はハクナツメさんであることを教えてくれた。
この町でやることも決めていなかった私は、警察をやろうと志願することにした。
私も彼のような、困っている人を救える警察官になりたい。
次の日、さっそく警察の体験をさせてもらえることに。
『はじめまして、本日より警察体験としてお願いいたします。至らぬ点もございますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!!』
署長から紹介をいただいた後、ご挨拶をする。
bua「ナツメが、バディとして就くから、わからないことあったら頼む」
ntm「この前の子だね?警察体験になったんだ。よろしくね」
『お願いいたします!!!!』
その日は1日、道路交通法違反や、窃盗、暴行、銃刀法違反時の対応を教えてもらい、
ナツメ先輩のヘリに同乗し、パトロールなどを行った。
ntm「あの時とは見違えるくらい、エネルギッシュだね、なんかあった?」
『ナツメ先輩に助けられてから、ナツメ先輩に憧れて!あの時みたいな人を救える警察になりたいと思いました。』
そう伝えたら、「あぁ、」と少し悲しそうな返事をするナツメ先輩
不思議そうに彼を見つめていたら、ごめん とつぶやかれた。
ntm「僕に憧れて警察になるんだったら、やめておいたほうがいいかもしれないね。君が思ってるより僕はいい人ではない」
ナツメ先輩のおかげで夢も目標もできたのに、張本人に否定されてどこか悲しくなった。
私の中で、ナツメ先輩はいい人なのにな。
『先輩はいい人ですよ、私に夢と目標を与えてくれました。そんな人を悪くいってほしくないです』
彼はヘリを操縦しているため、あまり表情は見えない。でもどこか少し苦しそうで、これ以上掘り下げるのはだめかもしれないと感じた。
ntm「ありがとう。残り少しの警察体験、責任もって僕が面倒みるからね」
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217-nina-(プロフ) - ポピーさん» ポピー様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月22日 17時) (レス) id: ce3d0b0ff1 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - mioさん» mio様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月21日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
璃梨 - 217-nina-さん» ありがとうございます!!!!!!!! (3月20日 17時) (レス) @page36 id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - 璃梨さん» 璃梨様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月18日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - nikoさん» niko様、コメントありがとうございます。今書いているものが終わり次第、リクエスト分書かせていただきます!お待ちいただけますと幸いです^^ (2月29日 17時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:217-nina- | 作成日時:2024年2月14日 17時