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dydy「それって期待してもいいんですか」



だよさんの息が顔にかかって熱い。



何も言えずただうなずくことしかできない私に、だよさんは優しく唇を落とした。




dydy「僕と付き合ってください」



こちらこそお願いします。とだよさんを抱きしめた。



けど思い描いていた幸せなんて来ることもなかった。




だよさんと付き合い始めて1カ月。順調な日々を送っていた。



あれから1週間に1回、だよさんが私の家に来て、夜ご飯を一緒に食べることが日課だった。



ところがある日、私が常連のキーモットさんとお話していることをきっかけにだよさんは



変わっていってしまった。いや、もしかしたら変わってしまったのは私のほうなのかもしれない。



kmt「Aお疲れさま。今日もコーヒーもらっていいかい?」



 『いらっしゃいませ。キーモットさんお疲れさまです。コーヒーですね』



そういってコーヒーを淹れる。



kmt「そういや、新作のケーキ美味しかったよ、あれは結構人気出たでしょ?」



 『そうですね。ありがたいことに売り切れの毎日です』



軽い雑談をはさみながら今日も私は、カフェで働く。




コーヒーを淹れて、キーモットさんに渡した後、私の携帯が震える。



だよさんから電話だ。



dydy「A..?なにしてんの?」


声からするにすごく怒っている様子がうかがえる。なにかあったのかな。


 『今カフェにいるよ。どうかした?』



dydy「なんで俺以外の男としゃべってんの?無理なんだけど」



今までに聞いたことのないくらいの低い声で、思わず身震いをしてしまう。



dydy「何黙ってんの...?ねえ俺のこと嫌いなの?どうでもいいの?」



ねえ答えてよ、と止まらない尋問に言葉が出なくその場で蹲ってしまった。



今まで優しかっただよさんはどこに…?



kmt「Aどうした?体調悪い?大丈夫?」



キーモットさんが心配そうにこちらによってきた。


その瞬間___________



大きな発砲音と、窓ガラスの割れる音、キーモットさんの唸り声が店内に響いた。



dydy「そいつと話したらどうなるか分かったほうがいいよ」



それだけ伝えられ、電話が切れた。



そのあとすぐに救急隊の方が来てキーモットさんは運ばれた。



そして、私も今日は店を閉め家に帰る気分でもないので、だよさんにも教えていない



1人になれる場所へ向かった。


風の音だけ聞こえる場所で私は目を閉じた。



  〖 み つ け た 〗

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作品ジャンル:恋愛
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217-nina-(プロフ) - ポピーさん» ポピー様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月22日 17時) (レス) id: ce3d0b0ff1 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - mioさん» mio様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月21日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
璃梨 - 217-nina-さん» ありがとうございます!!!!!!!! (3月20日 17時) (レス) @page36 id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - 璃梨さん» 璃梨様、大変長らくお待たせいたしました!続編更新いたしました。 (3月18日 18時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)
217-nina-(プロフ) - nikoさん» niko様、コメントありがとうございます。今書いているものが終わり次第、リクエスト分書かせていただきます!お待ちいただけますと幸いです^^ (2月29日 17時) (レス) id: df71f3213f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:217-nina- | 作成日時:2024年2月14日 17時

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