復讐の姫君~新世界編~

41話 ページ3

窓から差し込む日差しで目を覚ます。

服を着替え、髪を整え、食堂に向かう。

「みんな、おはよう」

食堂に行くとみんなが笑顔で迎えてくれる。

シャ「おう！ユーリおはよう！」
べ「おはよう！ユーリ！」
ペ「おはよう、朝飯出来てるぞ」

ペンギンが朝食を渡してくれる。

「ありがとう、いただきます」

席について朝食を食べ始める。

すると、シャチとペンギン達も私の周りに座る。

シャ「もうユーリがこの船に乗って2年か」
ペ「もうそんなに経つのか」
べ「早いなー」
「ふふっ、そうだね」

私がハートの海賊団の一員になって2年が経った。

この2年間でローは七武海に入り、私達は新世界に入った。

ロー達に出会ってから色々なことがあった。

自分のこと、家族のこと、故郷のこと、たくさんの新しいことを知った。

辛いこともあったけど、みんなが一緒に受け止めてくれた。

みんなには感謝してもしきれない。

ガチャッ

少し経ってからローも起きてきた。

「あ、ロー、おはよ」
ロ「あぁ」
べ「あ、キャプテン！今、ここにユーリが来てからもう2年も経ったなぁって話してたんだよ！」
ロ「もうそんなに経つのか…」
べ「早いよねー」
ロ「……そうだな」
ロ(そろそろ、あの計画も進めるか…)

ローは何かを考えながら食事をし始めた。

「ごちそうさまでした。ペンギン、シャチ、ベポ！この後手合わせお願いしてもいい？」

朝食を片付け、3人を振り返る。

ペ「おう！いいぞ！」
シャ「手加減はしないぞ！」
べ「久々だね！」

3人は元気に答える。

「うん、じゃあ、後でね」

そう言うと、私は一旦自室に向かった。

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