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ピンポーン
(……まだ、帰って来てへんのやろか…)
インターホン押しても
人が出てくる気配はあらへん。
少し…ほんとに少しだけ待ってみて、
帰ってこーへんかったら
また別な日にしよう…。
そう思ってドアの横に座り込んだ。
あと少し……もう少し……
そう思いながら、結構長い時間待ってた。
もう今日は諦めて帰ろう…そう思ったとき。
『えっ……誰…？』
やっと、聞きたかった声が聞こえた。
「あっ…えと……こんばんはっ！
この前は、
ほんまにありがとうございましたっ！！」
『え…えっと……
…あぁっ！！この間の泥棒さん！！
えっ…ずっとここで待ってたんですか？！』
「いやぁ…
もう帰ろ思ってたとこやったんです。
あっ！
今日は泥棒に来たわけとちゃうくて…っ」
『ふふ、分かってますよ(笑)
よかったら、どうぞ？何もないですけど。』
「…ええんですか？入っても…」
『だって、もう何も盗まないでしょう？(笑)
身体も冷えてると思いますから、どうぞ^^』
この子は、ほんまもんの天使や…。
この前、泥棒に入った俺にも
こんなに優しくしてくれる…。
『紅茶、飲めますか？
コーヒーの方がいいかな…。』
「あっ…いえ！お構い無くっ！」
俺なんて…
優しくされる資格なんてない人間やのに。
『この前、大丈夫でしたか？
先輩に、怒られませんでしたか？』
「あっ、うん！
君のおかげで、何とかごまかせましたっ！
その節はありがとうございましたっ！！」
『ふふ、よかったぁ^^
はい、温かい紅茶です。』
「…ありがとうございます…っ」
紅茶を一口飲むと、
身体も心もじんわり温かくなった。
「あのっ、これ…」
『…？』
「この前の、君のネックレス…
先輩に取られてもーたから…
代わり、って言っちゃあれやけど…
よかったら、受け取ってください…っ」
『えっ…わざわざ新しいの
買ってくれたんですか…？』
「助けてもらったお礼も兼ねて…
あの……
キモいとか思わんといてください…っ」
『そんなっ…思うわけないです。
ありがとうございます…嬉しい…^^』
「……///」
あかんわ…
今の笑顔…ズッキューンきたで…。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - わいさん» 初めまして！コメントありがとうございます(*^-^*)このお話はもうクライマックスです。ぜひ、最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2017年12月14日 20時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
わい - はじめまして(*^^*)楽しく読ませてもらいました！続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2017年12月13日 23時) (レス) id: 397f5c791b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ∞みきりんご∞さん» コメントありがとうございます！村上さんは、丸ちゃんの話を聞いて、「助けてあげたい」と思った、ただただいい人です(笑) 応援ありがとうございます！このお話はもう少しで完結するので、最後までお楽しみください(*^^*) (2017年12月13日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞みきりんご∞(プロフ) - もしかして！村上さん… 、、、 ゆず丸さん、これからも頑張って下さい！ 応援しております (2017年12月12日 23時) (レス) id: d7fe4a9565 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ハチミツレモンさん» ふふふ…さぁ、丸ちゃんどうする?!という感じですね( ￣ω￣) 勘が良い人だと、この後の展開想像できちゃうかも…(笑) 大好きな丸ちゃんを、悲しませるようなことはしないのでご安心を(^o^)！ (2017年12月9日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2017年12月3日 21時
