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「村上さん…庇ってくれて
ほんまにありがとうございます…っ」
村「俺は別に嘘は言うてへんと思うけど。
バッグと時計も無事戻ってきたし、
何も盗られてへんことは事実やし。」
「でも…っ…
俺が泥棒に入ろうとしてたのも事実で…っ」
村「だあっもうっ！！
ごちゃごちゃうるさいやっちゃなぁ！！
俺がええ言うてるんやからええねん！！」
「ひぃ…っ…すいません…っ」
怖いんだか、優しいんだか、
分からへん人や…。
村「…まぁ、今度メシでもおごってくれや。」
せやけど、
Aちゃんといい村上さんといい
俺は出会いにほんまに恵まれとる。
「はっ、はい！
もちろん、ご馳走させていただきますぅ！」
全力で頭を下げたら
村上さんが ふはっ って吹き出して。
村「お前、おもろいなぁ(笑)
…ほな、帰るわ。邪魔したな。」
Aちゃんにはリビングで
待っててもらって、
玄関に向かう村上さんの背中を追いかける。
「あの…
ほんまにありがとうございましたっ！」
村「お前…あの子のことが好きなんやろ？」
「は、はい…っ//」
村「ほな、しっかりケジメつけぇ。」
「ケ、ケジメ…？」
村「先輩との関係も、あの子との関係も
曖昧なままズルズルしとるから
こんなことになるんちゃうの。」
「………」
村「とりあえず、
あの先輩との関係は断ち切れ。
お前に泥棒なんか向いてへん。
何言われてもキッパリ断らなあかんで。
関係ない子、危険に巻き込んだらあかん。」
「はい…。」
村「ほんで、好きなら好きって
堂々と伝えたらええねん。
男なら当たって砕けろや。
いつまでズルズル、ウジウジしとるん。
そんな曖昧な関係続けられる
あの子が可哀想やわ。」
「……そう……ですよね…。」
ほんまに、村上さんの言う通りやと思った。
俺がこんなんやから…
Aちゃんに怖い思いさせてもうたんや…。
先輩に言った言葉もそうやったけど、
村上さんの言葉は、ズシンと胸に響く。
村「…お前の気持ち、はっきり伝え。
振られたときは、俺が慰めたるわ(笑)」
「そんなっ…縁起でもないこと
言わんといてください…」
村「あっはっは(笑)
…ほな、またな。」
「ほんまに…
ほんまにありがとうございましたっ！！」
村上さんは、男の中の男や…。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - わいさん» 初めまして！コメントありがとうございます(*^-^*)このお話はもうクライマックスです。ぜひ、最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2017年12月14日 20時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
わい - はじめまして(*^^*)楽しく読ませてもらいました！続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2017年12月13日 23時) (レス) id: 397f5c791b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ∞みきりんご∞さん» コメントありがとうございます！村上さんは、丸ちゃんの話を聞いて、「助けてあげたい」と思った、ただただいい人です(笑) 応援ありがとうございます！このお話はもう少しで完結するので、最後までお楽しみください(*^^*) (2017年12月13日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞みきりんご∞(プロフ) - もしかして！村上さん… 、、、 ゆず丸さん、これからも頑張って下さい！ 応援しております (2017年12月12日 23時) (レス) id: d7fe4a9565 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ハチミツレモンさん» ふふふ…さぁ、丸ちゃんどうする?!という感じですね( ￣ω￣) 勘が良い人だと、この後の展開想像できちゃうかも…(笑) 大好きな丸ちゃんを、悲しませるようなことはしないのでご安心を(^o^)！ (2017年12月9日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2017年12月3日 21時
