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先輩「何で俺だけやねん！！
アイツも、泥棒したんや！！
ほれ、これが証拠や！！」
「……っ…」
警察さんの視線が一気に僕に集まって、
何も言えへんくて…。
でもその代わり、
口を開いてくれたのは村上さんやった。
村「何言うてんねん！！
コイツは泥棒なんてしてへんで？
これは、同意の上で俺が渡してん。」
先輩「あぁ？！どういうことや！！」
「いや…っ…あのっ……」
先輩…いつにも増してお顔が怖い…(涙)
村「マルに俺の家に盗みに入れって
命令したのお前やろ？
マルはなぁ、俺に何度も何度も頭下げて…
『大事な子が、捕まってるんです』
『協力してもらえませんか？』って…
必死にお願いしてきてんで。
始めは信じられへんかったけどな、
コイツは嘘つくような奴やないって、
直感的に思ってん。
せやから、マルに、協力した。」
「村上さん…っ…(涙)」
最初は鍵をピッキングしようとしてたこと…
村上さんは言わないでおいてくれた。
村「せやからマルは、
不法侵入もしてへんし、
泥棒なんかしてへん。
家に入れたのも、これを渡したのも、
全部俺が同意してのことや。
俺が言うんやから、信じてくれますよね？」
警察「ええ…それは、もちろん。」
先輩「何やねんそれ…っ」
村「お前さん、ええ歳して
いつまでこんなこと続けるつもるですのん？
いい加減、現実見たらどうや。
マルはな。もう昔のマルとちゃうねん。
真面目に働いて、ちゃんと更正しとんねん。
こんな、可愛らしい彼女もおる。
もうマルに関わるのはやめろ。
自分自身をもう一回、
ちゃんと見つめ直してみたらええわ。
どれだけ最低なことしとるか、
分かるはずやで。
それが分からへんかったら、
ほんまもんのクズやな。」
村上さん…めっちゃ言いますやん…。
せやけど、村上さんの言葉が響いたんか
バタバタ抵抗してた先輩も抵抗をやめて、
グッタリ項垂れるようにして
警察に連れて行かれた。
俺と、Aちゃんと、村上さんも
警察から参考人として事情聴取を受けたけど、
すぐに解放された。
何回も、
ほんまは泥棒に入る直前やったんです
って正直に言おうと思ったんやけど…
村上さんが鬼の形相で睨んできて。
" 絶対言うたらあかんで "
そう言われてるような気がして、
結局最後まで言われへんかった。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - わいさん» 初めまして！コメントありがとうございます(*^-^*)このお話はもうクライマックスです。ぜひ、最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2017年12月14日 20時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
わい - はじめまして(*^^*)楽しく読ませてもらいました！続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2017年12月13日 23時) (レス) id: 397f5c791b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ∞みきりんご∞さん» コメントありがとうございます！村上さんは、丸ちゃんの話を聞いて、「助けてあげたい」と思った、ただただいい人です(笑) 応援ありがとうございます！このお話はもう少しで完結するので、最後までお楽しみください(*^^*) (2017年12月13日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞みきりんご∞(プロフ) - もしかして！村上さん… 、、、 ゆず丸さん、これからも頑張って下さい！ 応援しております (2017年12月12日 23時) (レス) id: d7fe4a9565 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ハチミツレモンさん» ふふふ…さぁ、丸ちゃんどうする?!という感じですね( ￣ω￣) 勘が良い人だと、この後の展開想像できちゃうかも…(笑) 大好きな丸ちゃんを、悲しませるようなことはしないのでご安心を(^o^)！ (2017年12月9日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2017年12月3日 21時
