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それからものの10分足らずで着いた高層マンション。
地下の駐車場に車を停めて、トランクからキャリーバッグを取り出した。
和也「番号、あとで教えるから」
「はい」
社長がロックを解除して、エントランスをどんどん進んで、エレベーターへ向かう。
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20階で降り、一番端のドアの前で立ち止まった。
社長は鍵を開けると、私に入れと促す。
「お邪魔します」
和也「はい、どーぞ」
玄関で靴を脱いで、中に入る。
ドアの数からいって、4LDKはありそう。
和也「あなたの部屋ここね」
玄関から一番近い部屋のドアを指差した。
「ほんとに…」
ん？って聞き返してきたけど、なんでもありませんってかえした。
ドアを開けて部屋に入れば、既に部屋の中に段ボールやら、テレビ、ソファ、テーブル、ベッドが運ばれていた。
もともと物が少なかったから、収まったらしい。
和也「荷物おいたらリビング来て」
「わかりました」
部屋の中にキャリーバッグと、ハンドバッグを置いてから、言われた通り、リビングへ向かった。
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和也「キッチンは好き勝手使っていいから。冷蔵庫ん中も。洗面所はあなたの部屋の隣ね。物とかも全然置いてくれていいから。好き勝手やってくれて構わないし。」
「ほんとに私、ここに住まわせてもらっていいんですか？」
和也「その代わり、コキ使うけどね。」
「あの、家賃って」
和也「あー。じゃあね、家賃いらないから、来月からこの家の光熱費払って？」
「ほんとにいいんですか？」
和也「いいよ。その代わりちゃんと、炊事洗濯掃除、全部お願いするから。詳しいこと、これに書いてあるから、読んでおいて」
そう言って、社長は私にA4のファイルを渡した。
開けば、いろんなことがずらーっと書き示されていた。
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和沙(プロフ) - 瑤子さん» はい、応援しています。 (2014年10月27日 16時) (
レス) id: 54774a1bc1 (このIDを非表示/違反報告)
misaki3211(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2014年10月23日 23時) (レス) id: a559ffeab4 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - 和沙さん» コメントありがとうございます。愛読だなんて！照れます！楽しみにしている、というお言葉だけで、ご飯が食べれます。それ位嬉しいです。相変わらずの更新頻度かもしれませんが、これからも応援よろしくお願いします。 (2014年10月23日 17時) (レス) id: f92973b538 (このIDを非表示/違反報告)
misaki3211(プロフ) - 更新楽しみに待ってます。 (2014年10月18日 19時) (レス) id: a559ffeab4 (このIDを非表示/違反報告)
和沙(プロフ) - 初めまして、この小説を愛読させていただいている和沙と言います。私は毎回の更新を楽しみにしています。ご自分のペースでいいので頑張って下さい。本当に応援しています。 (2014年10月17日 23時) (レス) id: 54774a1bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2014年8月2日 17時
