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「私、明日からは会社に行っていいんですよね？」
和也「え？」
「え？」
なにその反応。
お前、何言ってるの？って顔で私を見た。
和也「いや、来たいなら来てもいいよ？」
「それ、どういうことですか」
和也「お前、風呂入った？」
「はい、お先に失礼させていただきました」
和也「蓮と一緒に入ったとか言わないよな？」
「んーまぁ、蓮くんだけお風呂に入れてあとはお手伝いって感じでしたけど」
和也「ならよかった」
「ちょっと、話逸らさないでください！」
なにが、よかった、だよ。
和也「会社、来たいなら来てもいいよ。家のこと終わったらね」
「やっぱり私のこと家政婦としか…」
和也「秘書じゃん」
「これじゃあまるで社長の秘書じゃなくて「あぁ、蓮の秘書だな。」」
「わかってるんじゃないですか！」
そうだよ、これじゃあまるで蓮くんの秘書みたい。
和也「最初からそのつもりだったし」
「はい？」
和也「だって、社員の評価ん中で1番評判良かったし、良妻賢母タイプじゃん」
やっぱり仕事終わりはビールだよなーって言いながらグラスに口をつける。
っていうか、その評価って一体いつ付けられてたんだよ。
「私なんかじゃなくって、ちゃんとした家政婦さん雇えばいいじゃないですか」
和也「今までは家政婦さんいたんだけど、孫生まれるから、とか言ってやめちゃったんだよー」
でも、と言葉を続けた。
和也「蓮と会って、あいつ相当人見知りだけど、そんなでもなかっただろ？」
「…」
今日一日の蓮くんの行動を考えてみた。
．
和也「ほら、な？」
言われてみたら、子供らしい憎たらしさは多少あったものの、そこまで毛嫌いされたわけでもなかった。
和也「気に入った、ってことだよ」
ふっ、と社長は笑った。
和也「大丈夫、ってことで。ごっそーさん。風呂入ってくる」
「…はい」
ご飯を食べて満足になった(であろう)社長は一度自分の寝室に戻って、着替えを持ってきた後、そのまま脱衣所へ向かった。
私は綺麗に空になったお皿を重ねて、キッチンのシンクに置いて、洗い始めた。
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和沙(プロフ) - 瑤子さん» はい、応援しています。 (2014年10月27日 16時) (
レス) id: 54774a1bc1 (このIDを非表示/違反報告)
misaki3211(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2014年10月23日 23時) (レス) id: a559ffeab4 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - 和沙さん» コメントありがとうございます。愛読だなんて！照れます！楽しみにしている、というお言葉だけで、ご飯が食べれます。それ位嬉しいです。相変わらずの更新頻度かもしれませんが、これからも応援よろしくお願いします。 (2014年10月23日 17時) (レス) id: f92973b538 (このIDを非表示/違反報告)
misaki3211(プロフ) - 更新楽しみに待ってます。 (2014年10月18日 19時) (レス) id: a559ffeab4 (このIDを非表示/違反報告)
和沙(プロフ) - 初めまして、この小説を愛読させていただいている和沙と言います。私は毎回の更新を楽しみにしています。ご自分のペースでいいので頑張って下さい。本当に応援しています。 (2014年10月17日 23時) (レス) id: 54774a1bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2014年8月2日 17時
