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少し歩くと道端に高級なミニバンが停車していた
JK「これ乗ります、どうぞ〜」
グクはそう言いながらドアを開けてくれた
私今、あのジョングクにエスコートされている.....?
なんだか現実味が無さすぎて頭がふわふわしている状態で、その車にお邪魔させてもらう
MN「すみません、うちの所属タレントがご迷惑をおかけします」
なーんて流暢な日本語で、運転席に座っているマネージャーさんらしき人から声をかけられる
「い、いえ!滅相もございません!こちらこそ、お世話になります...」
我ながら変な挨拶をしてしまったと恥ずかしくなった
何を世話になるんだよ、なんて心の中でツッコミを入れていると車が発進した
JK「外で話したとき、顔ぜんぜん見えないのによく僕だってわかりましたね笑」
帽子とマスクを外しながらグクが話しかけてきた
「あー、、声で...わかりました...」
それに夜あんな所に1人で突っ立っている女に話しかけるのは待ち合わせをしてくれた彼か不審者くらいだろう
JK「声!すごいです!うれしい笑」
そう言ってまたニコニコと笑う
あー彼はうさぎじゃなくて天使なのかな....なんか、頭の輪っかと羽が見える気がする.....
「あ、あのぅ...これからどちらへ向かうおつもりでしょうか...」
JK「?? 行く場所ですか?周りの人に見つかってしまうとまずいので、僕たちが泊まっているホテルに....「ほほほほほホテル!?!?」
JK「あっ!もちろん他のメンバーも部屋にいますから安心してください....二人きりではないです。ごめんなさい、外の方がいいですよね....」
グクはそう言って少し困った表情をしてしまった
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作者名:すず | 作成日時:2019年1月22日 1時