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「マジだよ、私も言われたとき何が起きてるのかわかんなくて...」
するとユナは突然慌てたような素振りを見せた
YN「え、待って今何時!?ちょ、約束の時間まであと1時間半くらいしかないじゃん!呑気にご飯食べてる場合じゃないよ!」
「そんな事言われても...」
YN「Aまさか、行かないとか言い出さないよね?早く化粧キッチリ直して心の準備しないと!!笑」
そう言ったかと思うと残りのパスタをものすごい勢いで食べ終えて、私にも早く食べ終えろとまくし立てた
YN「でもいいなぁー、また会えるなんてさ。あたしもジミンちゃんに会いたいって言われてみたい!」
「なんでそんなに楽しそうなの?私は不安しかないんだけど」
YN「だってさーこんなの運命じゃん!!テンション上がるわー。あ、もしジミンちゃんに会えたらあたしのこと話しといて!ついでに連絡先も聞いといて笑」
「何言ってんのホント...連絡先なんて聞けるわけないでしょー?そもそも会うこと自体ダメな気がするんだけど」
YN「もー!Aは変なとこで真面目ちゃんだなぁ。大好きなグクがあんたに会いたいって言ってんだからこんなの、会うしかないでしょ?」
それに1回くらい会ったところでバチは当たらないよ〜笑
なんてヘラヘラ笑っている
「わかったよ...」
運命なんてありえない
こんなこと人気アイドルのただの気まぐれに決まっている...
私は一般人で住む世界も全く違うんだから
1回だけ、会ったらこれっきりにしよう
そう心に決めて残りの料理を食べ終えた
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作者名:すず | 作成日時:2019年1月22日 1時