麦わらの一味になりました。5

197　座敷 ページ7

「おロビ、あんたに朗報があってねぇ。駆け回ったよ花の都。」

ロビン「私に？」

「おめでとう、あんたも同じ座敷にお呼びがかかったよ！念願だったねぇ、将軍・オロチ様との対面が！！」

ロビン「えぇ、！」

シルム「すごっ、。」

サンジ「ロビンちゃんさすが！！」

ロビン「えぇ、とっても楽しみ！！」


しばらくすると街がだんだん騒がしくなり前を花魁・小紫が通っていく。


シルム「綺麗・・・」


見とれていると彼女の後ろにやばそうな刃物を持った男たちがいた。


「殺すんだ、あの女を」

「もう終わりだァァァ」

「どうせ死ぬなら道連れにぃぃ」

シルム「まずい、とめなきゃ！やめなさい！！」


と、止めようとしたところに1人の男がやってきて3人とも軽々しく足止めをくらった。

安心して列に戻る。

男性陣3人もすっかり釘付けになっていた。

先程の刃を持った男たちは、話を聞く限り小紫の美貌に惚れ込み金蔓として利用されたんだと察した。

とはいえ、普通であれば女へ抱くはずの嫌悪感すら消え去ってしまうほど小紫は美しかった。

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