俺が奪いに行くから。 (ページ19)

今日:29 hit、昨日:32 hit、合計:110,375 hit

・ページ19

ーJKsideー

JK「ヒョン。これはどういうことですか？」

JM「……えっと。」

JK「俺、前からあの人とあっているヒョン見かけたことあるんですよ。」

JK「新しく出来たカフェに2人でいた所を。」

JM「そうなんだ。」

JK「その時、俺の側にはAがいましたよ。」

JM「え……？」

JK「大丈夫ですよ。Aには見せないように場所を移動しました。」

JM「よ、よかった…。」

JK「今日もたまたま見かけたので後をつけてました。」

JM「え……。つけてたの？」

JK「ヒョンはAがいるのに、なんであの人と2人っきりで会うんですか？」

JK「なんでこの間Aとのデートの約束を破ってまでもあの人との約束を取ったんですか？」

JM「…………しょうがなかったんだよ。｣

JM｢……家に来たいって言われたから断った。だけど家がダメならせめて私に付き合ってって言われて……。」

JK「なんでそこで断らないんですか？」

JM「じゃないと何がなんでも家に行くって…」

JK「………あの女最低ですね。」

JK「ヒョンもヒョンで最低です。」

JK「ヒョンはAの彼氏ですよね？」

JM「うん。そうだけど？」

JK「ヒョンには可愛い可愛いAっていう彼女がいるじゃないですか。」

JK「Aの為にもどんな女からの誘いも断るべきなんじゃないんですか？」

JM「でも、これに関しては無理やり…」

JK「これからです。これからのことですよ？」

JM「…わかった。次はちゃんと断るよ。」

JK「そうしてくださいね。」

家に近づいてきた。

あ、玄関の階段にジニヒョンが待ってる…。

怒ってそう。早く逃げなきゃ。

JK「ジミニヒョン。次もまた同じようなことをしたら、」

JK「俺がAを奪いますから。」

JM「…え？ちょ、」

JN「ジョングガー！！どこ行ってたの！家出したかと思ったじゃん！」

JK「家出なんてしてません。街をプラプラしてたら遅くなりました。」

JN「まったくもう！」

ジミニヒョン。

ヒョンよりも俺の方がAを幸せにできます。

・

そろそろ俺も本気出しますよ？