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Thursday ページ8

今日も全然眠れず、頭の中はテヒョンさんでいっぱい。




テヒョンさんは、酔った勢いでしてしまっただけかもしれない。




きっとテヒョンさんは覚えていない。




きっと忘れているはず。




この気持ちを紛らすために、街の図書館へ勉強をしに来た。




静かな場所で、何かに熱中すれば一時的でもこの気持ちを忘れることが出来るかもしれない。




部屋にいるよりもきっと、気を紛らすことが出来るはず。




図書館へ来てみたのはいいものの、




『……///』




ふと、昨日のことを思い出してしまう。




思い出すだけで、恥ずかしくなる。




テヒョンさんは酔った勢いだったとしても、あれは恥ずかしすぎる。




気を取り直して、勉強をしようと席に着いてシャーペンを持つ。




『あ、そうだ…』




取り忘れた本があったことを思い出し、もう一度本棚へと向かう。




『あった…!』




読みたい本を見つけて、取ろうとしたとき。




『「あっ…」』




『ごめんなさい!』




「こちらこそ、ごめんなさい!」




『て、テヒョンさん…!?』




後ろからテヒョンさんの手がやってきた。




TH「どこかでお会いしましたっけ…?」




『あ、いえ…何でもないです…!』




『この本、どうぞ!』




TH「いえ、僕は大丈夫ですので読んでください!」




TH「じゃあ、僕はこれで」




そう言って、テヒョンさんは歩いていってしまった。




今日のテヒョンさんはメガネを付けていて、インテリっぽくてかっこよかった。




月曜日のテヒョンさんと同じで“僕”って言っていて、なんだか懐かしく感じる。




だけど、私の好きなテヒョンさんとは少し違う感じがする。




すごく真面目な雰囲気で、あまり話を広げてくれない感じ。




ふと、横を見ると違う本を手に取っているテヒョンさんが見える。




やっぱり、テヒョンさんはよく分からない。

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鹿(プロフ) - 思ったよりテヒョンイに闇が… (12月14日 10時) (レス) @page22 id: ff43409288 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - このお話更新していただけませんか???(しつこくて本当にすいません。あまりに気になって…) (9月20日 13時) (レス) id: 750dcb0c74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 鹿さん» 大変お久しぶりになってしまってごめんなさい。ゆっくりですが完結させる予定ですので、気長に待っていただけると嬉しいです…! (2023年1月24日 16時) (レス) id: b98f5dc00f (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - この話とても好きです!是非続きをお願いします! (2022年9月4日 1時) (レス) id: 85d668f84a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2022年7月23日 23時

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