Wednesday ページ7
とにかく、このままここにテヒョンさんを居座らせたら良くないと思い、テヒョンさんをお家まで送って行くことにした。
『テヒョンさん、一人でお家に帰れますか?』
TH「お家〜?Aちゃんのお家〜?」
『違います!!テヒョンさんのお家です!!』
TH「俺の家〜?俺の家はね〜、そこのマンション!」
『マンション…って、ここですか!?』
TH「そうそう〜」
テヒョンさんが指さした先のマンション。
そのマンションは、私も住んでいるマンションだった。
まさか、同じマンションに住んでいるとは。
嬉しいと思う気持ちと共に、少し気まずいような気持ちも生まれる。
やっぱり、昨日の出来事が強く印象に残っていて、テヒョンさんと目を合わせることが出来ない。
そもそもテヒョンさんには月曜日しか会ってなかったし、キムテヒョンっていう名前しか知らない。
私、全然テヒョンさんのこと知らなかったんだな。
TH「俺ん家、ここだよぉ〜!」
私の階よりも5つ上の部屋に住んでるらしいテヒョンさん。
もう一人で入れるだろうと思い、帰ろうとした。
『それじゃ、私はここら辺で』
TH「んー?部屋入って行くでしょ?」
『えっ??』
“ガチャッ”とテヒョンさんのお家のカギが開く音がして、部屋に引きずり込まれた。
『ちょ…!あの、テヒョンさん!!』
『私、もう帰ります!!』
『……んッ///』
私の開いた口を塞ぐかのように。
TH「いひひっ」
『おっ……お邪魔しました!!!///』
テヒョンさんに、キスをされた。
私のファーストキスは、テヒョンさんに取られたようだ。
思わずテヒョンさんのお家を飛び出して、急いで自分の部屋へと戻った。
『さ、さっきのは何……?///』
今のは、夢?
私の、妄想?
自分の唇を触って考え直す。
さっきの、暖かなものが唇に当たった感覚がじんわりと残っている。
『嘘じゃ…ない………』
私……
テヒョンさんと、キスしちゃった。
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鹿(プロフ) - 思ったよりテヒョンイに闇が… (12月14日 10時) (レス) @page22 id: ff43409288 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - このお話更新していただけませんか???(しつこくて本当にすいません。あまりに気になって…) (9月20日 13時) (レス) id: 750dcb0c74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 鹿さん» 大変お久しぶりになってしまってごめんなさい。ゆっくりですが完結させる予定ですので、気長に待っていただけると嬉しいです…! (2023年1月24日 16時) (レス) id: b98f5dc00f (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - この話とても好きです!是非続きをお願いします! (2022年9月4日 1時) (レス) id: 85d668f84a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2022年7月23日 23時