Wednesday ページ6
昨日のことが忘れられず、ろくに寝れないまま水曜日になっていた。
今日は大学の課題レポートの提出締切の日。
昨日コンビニでお菓子やら色々と買って課題を終わらせるつもりが、色々ありすぎて何も買えず課題にも手をつけれなかった代わりに今日は頑張らなきゃ。
大学生活を始めて3ヶ月が経ち始めたばかりだと言うのに、3000字を書かせる先生は鬼だ。
『んん…目が痛い……』
ブルーライトにずっと当たっていたからか、目が痛くなってきた。
無事に課題を提出し終え、気晴らしにちょっと外の空気を吸いに行こうと思い家のカギと財布だけを持って家を出た。
目指すは、月曜日にいつもテヒョンさんとおしゃべりをする公園のベンチ。
こんな時間にテヒョンさんはいないだろう、いるはずがない。
そう思い、マンションのエレベーターを降りて公園へと足を向けた。
テヒョンさんがいつもいるベンチの方に向かうと、何やら人影が。
『…テヒョン…さん』
あの横顔は、テヒョンさんで間違いない。
『…テヒョンさん？』
だけど、明らかに昨日と様子が違う。
昨日はクールで少し怖い雰囲気で、私の事を忘れていた。
だけど、今日のテヒョンさんは……
TH「えへへ〜このお酒美味しぃ〜」
TH「あー！！そこのきみ〜！かわいいねぇ〜」
顔が真っ赤で、明らかに酔っ払っている様子だった。
近くに寄ると、お酒独特の匂いがする。
ベンチの上に転がっている空き缶の量を見る限り、相当飲んだようだ。
TH「俺と一緒に遊ぼ〜！」
『えっと…テヒョン…さん？』
TH「俺のこと知ってるの〜？」
『A…って覚えてませんか？』
TH「Aちゃんか〜！覚えた覚えた〜！！」
今日のテヒョンさんも“俺”って呼んでる。
月曜日に会うテヒョンさんはいつも僕って言ってるのに。
TH「こんな夜遅くに可愛い女の子が一人でいたら危ないよ〜ぉ」
今日のテヒョンさんも、私の知ってるテヒョンさんとは違う。
それに、昨日のテヒョンさんとも違う。
酔ってるからなのか、わざとなのか、よく分からない。
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鹿(プロフ) - 思ったよりテヒョンイに闇が… (12月14日 10時) (
レス) @page22 id: ff43409288 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - このお話更新していただけませんか？？？（しつこくて本当にすいません。あまりに気になって…） (9月20日 13時) (レス) id: 750dcb0c74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 鹿さん» 大変お久しぶりになってしまってごめんなさい。ゆっくりですが完結させる予定ですので、気長に待っていただけると嬉しいです…！ (2023年1月24日 16時) (レス) id: b98f5dc00f (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - この話とても好きです！是非続きをお願いします！ (2022年9月4日 1時) (レス) id: 85d668f84a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう
| 作成日時：2022年7月23日 23時
