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Wednesday ページ17

大学の課題を終えて、夕飯を買いにスーパーへ向かおうとしたとき。




TH「お酒うまぁ〜い」




TH「あー!猫ちゃんだ!ニャ〜、猫ちゃんこっちおいで〜」




公園のどこからかテヒョンさんの声が聞こえてきた。




『あっ、危ない!!』




TH「おっとっと〜」




TH「助けてくれてありがとう〜!」




フラフラして木にぶつかりそうになっていたテヒョンさんを支えてあげた。




『お酒、たくさん飲みました?』




TH「んー、まだ少しだけだよ〜」




『これは飲み過ぎです!!』




水曜日のテヒョンさんからはまたお酒の匂いが香る。




そしてベンチに転がるたくさんの空き缶。




『もし、倒れちゃったらどうするんですか!』




TH「倒れないも〜ん、平気平気〜」




夜の8時でもう既に酔っているテヒョンさん。




『テヒョンさん!お家に帰りましょう?』




TH「もっと飲もうよ〜!君も一緒に!!」




『私まだ未成年です!!』




TH「じゃあ俺ん家にジュースあるからさ〜、一緒に飲もうよ〜」




もう一度、テヒョンさんのお家へ………?




あの時の記憶が蘇る。




……少し、




いや、テヒョンさんのお家へ行くのは相当危険な匂いがする。




『私は今からスーパーへ行くんです!!』




『はい!これ!!』




TH「んぐっ」




『今日はもうお酒じゃなくて、これを食べて終わりにしてください!』




ポケットにたまたま入っていた棒付きのキャンディーをテヒョンさんの口に入れた。




『お酒が飲みたくなったら、これを食べてください!!』




『飲み過ぎは体に良くないですからね!それじゃ!!』




走ってスーパーへと向かう。




少しでも、水曜日のテヒョンさんが代わってくれればいいなっていう気持ちを込めて。




たったのキャンディー1つでテヒョンさんが変わってくれるかどうかは分からない。




けれど、テヒョンさんなら…




水曜日のテヒョンさんならきっと、変わってくれると信じてます。

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鹿(プロフ) - 思ったよりテヒョンイに闇が… (12月14日 10時) (レス) @page22 id: ff43409288 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - このお話更新していただけませんか???(しつこくて本当にすいません。あまりに気になって…) (9月20日 13時) (レス) id: 750dcb0c74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 鹿さん» 大変お久しぶりになってしまってごめんなさい。ゆっくりですが完結させる予定ですので、気長に待っていただけると嬉しいです…! (2023年1月24日 16時) (レス) id: b98f5dc00f (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - この話とても好きです!是非続きをお願いします! (2022年9月4日 1時) (レス) id: 85d668f84a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2022年7月23日 23時

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