Sunday ページ14
TH「最後まで聞いてくれてありがとね」
『いえ!こちらこそ、最後までお話してくれてありがとうございました』
ひとつだけ、気になることがある。
ここまで来たら、もう聞いてしまおうか。
『ひとつ、聞いてもいいですか?』
TH「ん?なになに?」
『…あの、土曜日以外のテヒョンさんって…』
TH「んー?あ、彼女??」
TH「月曜日から金曜日の僕は彼女いないよ!!もちろん、日曜日の僕も!」
なんだ、よかった………
ただ、あともう一つだけ。
もう一つだけ……
すごく、気になることがある。
『あと、もう一つだけお聞きしたいんですけどいいですか…?』
TH「もちろん!!なになに?」
『水曜日のテヒョンさんの記憶って、いつもどのくらいまで覚えているんですか?』
TH「んー、基本的にいつも酔ってるからあまり記憶に残らないみたい」
TH「よく涼みにこの公園に来てるのは覚えてるんだけどね、飲みすぎると記憶が消えちゃうんだよね」
TH「水曜日の僕は今日を楽しめれば記憶なんてどうでもいいって思ってるからなぁ」
『…なるほど』
TH「…まさか、水曜日の僕が何かAちゃんに迷惑かけちゃった…?」
『あっ!!いや!全然!!大丈夫ですよ!!』
よかった…
日曜日のテヒョンさんが覚えていないっていうことは、水曜日のテヒョンさんも記憶にないってことだよね。
良いのか悪いのかで言ったら、良くないのかもしれないけど。
忘れててくれてよかった。
気づけば子供たちがお家に帰る時間になっていて、公園にはちらほら人が歩いてるだけになっていた。
TH「もう夕方だ、長々と付き合わせちゃってごめんね!」
『とんでもない!テヒョンさんとお話できて嬉しかったです』
今まで、月曜日のテヒョンさんとは挨拶程度の会話しかしてなかったから。
だから、少しでもテヒョンさんとの距離が縮まった気がして嬉しかった。
TH「また日曜日にここにいるから、よかったら会いに来て」
『はい!必ず来ます!!』
TH「やったぁ!嬉しい!」
TH「それじゃ、また日曜日に!」
『はい、また日曜日に!』
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鹿(プロフ) - 思ったよりテヒョンイに闇が… (12月14日 10時) (レス) @page22 id: ff43409288 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - このお話更新していただけませんか???(しつこくて本当にすいません。あまりに気になって…) (9月20日 13時) (レス) id: 750dcb0c74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 鹿さん» 大変お久しぶりになってしまってごめんなさい。ゆっくりですが完結させる予定ですので、気長に待っていただけると嬉しいです…! (2023年1月24日 16時) (レス) id: b98f5dc00f (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - この話とても好きです!是非続きをお願いします! (2022年9月4日 1時) (レス) id: 85d668f84a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2022年7月23日 23時