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ーYousideー ページ34

『ねえ、ジンオッパ』




JN「なぁに?」




『私、ここにいたい』




『大好きなオッパ達と、この宿舎で暮らしたい…っ』




迷惑だって、わかってる。




私がここにいたら、迷惑かけるってわかってる。




でも……




『迷惑かけちゃうけどさ……』




『最後の…1週間…』




『オッパ達と、ずっと一緒にいてもいい…かな…?』




“最後の1週間”…




1週間後に、私は死ぬんだ。




そう思うと、怖くなって




思わず、目をつぶる。




すると、聞こえてくる7つの声。




TH「迷惑なんかじゃない!!」




JM「ずっと、一緒に8人でいよう!!!」




NJ「僕達も、Aの側にいたいって思ってるよ」




HS「Aは1人なんかじゃないからね」




JK「俺達が支えるからさ、安心してよ」




JN「毎日美味しいご飯、作ってあげる」




YG「…無理はするなよな」




『みんなっ……!』




大好きなオッパ達がいる。




大好きなオッパ達が私を支えてくれる。




それなら、怖くない。




“死”なんて怖くない。






…いや、怖い。




でもきっと、防弾少年団を脱退してから過ごしてきた日々よりも楽しくなるに間違いない。




『皆、ありがと…っ』




『あ、ちょっと待ってて!』




ベッドの下に置いてあるカバンからスマホを取り出して、病院に電話をかけた。




『あ、もしもし』




『キム・Aですけど』





電話先から聞こえてくる、少し怒った声。




“看護師「キムさん!勝手に病院を抜け出されては困ります!!」”




『あ、ごめんなさい…笑』




静かなこの部屋だと、電話越しの声も聞こえちゃうみたいで




“JN「だから抜け出しちゃだめなのに!!」”




と、ジンオッパが怒る声が聞こえた。


…ほんとにオンマみたい。笑




『あ、あの!』




『今日から、自宅療養に変更してもいいですか?』




BTS「……!」




“看護師「かしこまりました」”






1度病院に戻って




手続きやら自宅療養の説明を聞いたりして




身支度をしてから、宿舎に戻ってくることになった。




付き添いには、ジンオッパとユンギオッパが来てくれることに。






私がやろうとしたのに、キャリーケースの中に服やら小物やらを全部詰め込んでくれたジンオッパ。




自宅療養の難しい説明で眠くなりそうだったけど、全部聞いて理解してくれたユンギオッパ。




付き添ってくれてありがとね


ジンオッパ、ユンギオッパ。

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ゆう(プロフ) - 愛浬さん» 読んでくださってありがとうございます!!この後、夢主ちゃんは目覚めてくれるのか…?次の更新までお待ちください!最近、亀更新で申し訳ないです…。 (2020年10月23日 19時) (レス) id: 7c9abbcca0 (このIDを非表示/違反報告)
愛浬(プロフ) - ほんとに号泣です...........更新まってます! (2020年10月21日 17時) (レス) id: 6e5e138279 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2020年9月26日 22時

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