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ーYousideー ページ25

誰にも弱音を吐かなかった私だけど




いつも1人だけ、


私の弱音を聞いてくれてた人がいた。




1番歳が近くて、1番初めに仲良くなった人。




そう、ジョングクオッパ。




ジョングクオッパだけには、手紙でも弱音吐いちゃった。




“ジョングクオッパへ”




“私って、ジョングクオッパにだけは弱音とか隠せなかったよね。


いつも聞いてくれてたから、すごく心の支えになってたんだよ。


だから最後に、いつもみたいに弱音吐かさせてください。


これが本当に最後の弱音だから。”




“ポタッ…”




『…あれ、』




書いてる途中、




手紙の上に、1粒の涙が落ちた。




『ごめん、ジョングクオッパ笑』




“ジョングクオッパへ”の所が少し滲んじゃった。




『あー、もう!泣いたのバレちゃうじゃん!!笑』




『…まあいっか笑』




“ジョングクオッパにだけ、本当のこと言います。


私ね、本当はやりたいこと出来たわけじゃないの。


病気にかかっちゃってね、


しかも、治らない病気にかかっちゃったの。


だから…


オッパ達みんなに迷惑かけちゃうから…


防弾少年団を脱退しました。


これ、信じてくれるかな…。”




たとえ、信じてくれなくてもいい。




1人にだけでも、本当のことを話せたなら…




それだけで、十分。




“本当はね、あんな別れ方したくなかった。


もっと、ずっとみんなで笑い合っていたかった。


脱退するって1人で勝手に決めてごめんなさい。


でもね、私が防弾少年団でいるには時間が足りないの。


本当はまだ、生きたい。


死ぬのなんて怖い。


まだ、防弾少年団でいたかった。


まだオッパ達と一緒にいたかった。


でも、もうお別れです。


来世でも、また会えますように。


ジョングクオッパ、大好きでした。


Aより”




『っ…』




書き終わる頃には涙が溢れまくって大変で、




何とか紙を濡らさないように頑張ったっけ。笑




『よし、行こう』




7枚の手紙を持って


私は内緒で病院を抜け出した。






向かった場所は…




私の大好きな7人のオッパ達がいる場所で




私の家でもあった場所。




防弾少年団の宿舎へと向かった。

ーJKsideー→←ーYousideー



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ゆう(プロフ) - 愛浬さん» 読んでくださってありがとうございます!!この後、夢主ちゃんは目覚めてくれるのか…?次の更新までお待ちください!最近、亀更新で申し訳ないです…。 (2020年10月23日 19時) (レス) id: 7c9abbcca0 (このIDを非表示/違反報告)
愛浬(プロフ) - ほんとに号泣です...........更新まってます! (2020年10月21日 17時) (レス) id: 6e5e138279 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2020年9月26日 22時

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