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ーTHsideー ページ23

今日は午後からOFFで、珍しくユンギヒョンも一緒に宿舎へ帰ってきた。




いつもと変わらない、Aのいない日常が今日もまた繰り返される。




…そう思ってた。




今日もまた、いつもみたいに宿舎に帰ってすぐにAの部屋に入った。




“ガチャッ”




TH「A、ただいま」




やっぱり、今日もAはいない。




TH「……ん?」




だけど、




TH「………っ!?」





いつもなら、何も置かれて無いのに。




メンバー以外この部屋に入らないのに。




今日はなぜか、


Aの字で書かれた手紙が7枚、机の上に並べられていた。




TH「ねえ!!!!!!」




JM「何!何事!?」




JM「え?ちょ、テヒョナ!!」




俺は急いでリビングに走った。




早く他のメンバーにも、伝えなきゃって思って。




…今、ジミナとすれ違った気がするけど。




TH「ヒョン達!!!!!!」




HS「わっ!びっくりした…」




NJ「どうしたの?」




TH「A…っ、Aからの手紙が…!」




JN「…え?」




JM「ど、どういうこと?」




TH「…この手紙、7人分が…!!!」




TH「いつもは机の上に置いてないのに、今日はAの部屋にあったの…!」




JN「Aが、ここに来たってこと…?」




TH「それしか考えられないよ、ジンヒョン…」




JK「その手紙、早く見せてください」




TH「うん、みんなで見よう」




メンバー分の手紙を渡して


俺宛に書かれた封筒の中を急いで開けてみると、




“テヒョンオッパへ”




紙には、


大好きなAの可愛らしい字が書かれていた。






TH「……Aっ」




手紙を見てAがなんで突然消えたのかが分かったかもしれない。






“女子なのに、私を仲間だって思ってくれてありがとう。


防弾少年団に入れてくれてありがとう。


防弾少年団で活動してた思い出は


絶対に、忘れない。


オッパたち7人がこれからもっと輝けるように、空から見守ってるね。”




空から、見守ってる…って。




それは、今から死んじゃう人が言う言葉だよ…?




ねえ、A




Aは今から…死んじゃうの?




オッパ達に何も言わないで、1人で消えようとしてるの?




そんなの、だめ。




俺達は仲間じゃん、大切な家族じゃん。




俺は絶対、Aを見つけ出してみせる。




きっとまだ近くにいるよね…?






そう思うと同時に、俺の足は玄関へと向かっていた。

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ゆう(プロフ) - 愛浬さん» 読んでくださってありがとうございます!!この後、夢主ちゃんは目覚めてくれるのか…?次の更新までお待ちください!最近、亀更新で申し訳ないです…。 (2020年10月23日 19時) (レス) id: 7c9abbcca0 (このIDを非表示/違反報告)
愛浬(プロフ) - ほんとに号泣です...........更新まってます! (2020年10月21日 17時) (レス) id: 6e5e138279 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2020年9月26日 22時

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