恋に落ちる、3秒前 (ページ5)

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STORY 5 ページ5

ダニエルオッパは

“DL「大丈夫大丈夫！俺がいるって！」”

って言ってくれたけど、無理。

絶対気まず過ぎるって。

そんなことを一晩中考えてたって、眠気は来るわけで。

気がつけば朝になってて、ダニエルオッパが起こしに来てくれてた。

DL「A！おはよ！」

『オッパ、おはよ』

DL「よく寝れたか？」

『うーん、多分寝れた笑』

DL「多分？笑」

DL「もしや、緊張して寝れなかったとか？」

『まぁ、そんな感じ笑』

DL「大丈夫だってー！笑」

『だって私結構、人見知りだもん』

DL「どこがだよー笑」

DL「俺とは話してるのに？」

『ダニエルオッパはいとこだもん、話せるに決まってるじゃん笑』

DL「まあそっか笑」

DL「でも、Aと同じ高校生の子いるよ！」

『え！ほんと！？』

大学生の中に私1人かと思ってたから

それを聞いた途端、なんだか少し気が楽になった。

DL「でも、高3だからAの一個上だね」

『一個上か…』

高校生が私だけじゃないだけいいよね。

DL「7男は極度の人見知りでさ、俺とも仲良くなるのに時間かかったんだよね〜」

『え』

DL「ま！仲良くなれるでしょ！」

『いや、ちょっと待ってオッパ』

『極度の人見知りって、絶対私と仲良くしてくれないじゃん』

DL「いや、大丈夫でしょ！」

DL「あ！ちょっと待って！」

ダニエルオッパのスマホに誰かから電話が来たみたい。

DL「え！ほんとですか！」

DL「分かりました！すぐ用意しまーす！！」

『どうしたの？』

DL「ユンギヒョンがもう迎えに来てくれるって！」

『え！？』

DL「飲み物もお肉も準備したからさ！玄関で待ってようよ！」

『え、待って？』

『私まだ着替えてないんだけど！？』

時刻はまだ9時半。

BBQまでまだ時間はあるけど、

どっちみちBBQするなら早く準備しようぜってユンギさんが言ったらしく、早めにBBQへ行くことに。

誰だ、ユンギさんってどんな人だ…

何で男子って急な予定変更でもすぐに対応できちゃうのよ。

キム・A、早速ピンチです。