STORY 19 ページ19
『お肉、持ってきました!』
JK「わっ、美味そう…」
私の手からお箸とお肉が乗ってるお皿を取ると
JK「……ありがと」
少し照れながらもニコッと笑いながらお礼を言ってくれた。
ジョングクくんが、笑った。
私に、笑ってくれた。
今、満面の笑み浮かべた。
見間違えて…ないよね?
JK「いただきます」
そう言うと、美味しそうに食べ始めたジョングクくん。
それを見てると私もお肉食べたくなってきた。
『いただきます!』
私ももらったお肉をひと口食べてみると…
『うわっ!美味しい…!』
お肉が柔らかくて食べやすくて、次々と食べたくなるほど美味しかった。
『このお肉、美味しいですね!』
JK「うん、美味しい……」
JK「やばい、もっと食べれる…」
『お肉好きなんですか?』
JK「うん、好き」
JK「でも、肉はバナナキックの次に好きかな」
あっという間にお肉を食べ終わったジョングクくんが、そう話してくれた。
『バナナキックが1番好きなんですか!』
『あれ、美味しいですよね!』
『私もバナナキック好きです!』
JK「え、ほんと?」
そう言われ、コクっと頷けば
JK「分かる?あの美味しさ!!」
『私、牛乳と一緒に食べるのが1番好きです!』
JK「牛乳か〜」
JK「牛乳も美味しいけどアイスと一緒に食べるのもおすすめだよ!」
『それ、美味しそうですね!』
『今度やってみようかな?』
JK「やってみた方がいいって!」
バナナキックについて熱く語り始めたジョングクくん。
あれ、
私ジョングクくんと仲良く出来てる。
…普通に話せてるよね?
すごい進歩じゃない?
ジョングクくんってこんなに話すんだ。
なんて思いながら、バナナキックの話で盛り上がるジョングクくんと私。
JK「俺のバナナキックなのにいつもテヒョニヒョンとジミニヒョンに取られるんだよねー笑」
『あー、何となく想像出来ます笑』
こんなに話せてるってことは、
ジョングクくん私に心開いてくれたのかな?
JK「あっ、そう言えば自己紹介まだだったよね」
JK「俺、ジョングク」
JK「君の名前は?」
『Aです!』
JK「Aちゃん、か」
JK「よし、覚えた」
JK「よろしくね、Aちゃん」
『はい!!』
ただ
ジョングクくんに名前呼ばれただけなのに、
何か嬉しい。
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作者名:ゆう | 作成日時:2020年9月8日 23時