STORY 2 ページ2
ソウルから釜山まで約3時間ほどで
ついにおばあちゃん家に着いた。
『おばあちゃ〜ん!!』
おばあちゃん「あらまぁ、よく来たね!」
DL(ダニエル)「A〜!」
『ダニエルオッパ!』
玄関にはおばあちゃんとダニエルオッパが出迎えてくれた。
DL「久しぶりだな!!」
『うん!久しぶり!』
“ムギュっ”て効果音が付きそうな勢いで抱きついてきたダニエルオッパ。
『お、オッパ…』
『あの、ほんとに申し訳ないんだけど……』
DL「うん?」
『オッパ暑い、ごめん離れて…笑』
DL「あ!ごめん!笑」
冬だったら全然いいんだけど、今玄関で話してる私からすれば暑すぎてどうも耐えられない。
釜山は涼しいって思ってたのに、気温はソウルとそんなに変わらないようだ。
DL「ほら!早く中入ってアイス食べよ!」
『うん!!』
『お邪魔しまーす!』
久しぶりのおばあちゃん家、久しぶりのダニエルオッパ。
大学1年生になったばかりのダニエルオッパは、
“DL「まずはキャンパスライフになれるのが先!」”
…らしくて、ソウルの私の家にはまだ遊びに来てくれていない。
ダニエルオッパが来るのは来年だろうか。
『会うのは昨年の夏ぶりだね!』
DL「あの頃はまだ俺も高3だったなー笑」
『懐かしい?笑』
DL「すっごい懐かしいよ笑」
DL「高校時代は1番楽しかったなー笑」
『でもオッパ、今彼女いるでしょ?(ニヤッ)』
DL「ま、まだだよ!!」
『え!?まだ告白してないの?』
DL「こ、これからするの!!」
『なるほどね…』
今年の夏、ダニエルオッパは高校から気になってたっていう女の人とラブラブかと思ってたのに。
DL「俺のことはいいから!笑」
DL「Aは好きな人、いないの?」
『私?』
『私が好きな人出来ると思う?』
DL「うーん、思わない笑」
『自分で聞いといてなんだけど、グサってきた笑』
DL「まずは好きな人作んなきゃだなー」
『え、絶対無理』
DL「何でよ笑」
『何か、ときめかないんだもん』
DL「ときめく?笑」
華のJKになって2年目の私、キム・Aは
生まれてから彼氏がいない歴=年齢を貫き通してます。
『ダニエルオッパが彼女出来たら私も頑張るよ…なんちゃって笑』
DL「俺は自分のタイミングで行くし!!笑」
DL「あぁ!アイス溶ける!!」
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作者名:ゆう | 作成日時:2020年9月8日 23時