ねえ、本当にメイクさん？

ーJKsideー ページ40

JN「お腹空いたー！」




HS「早く帰りましょ〜！」




今日の仕事も終わってバンに乗り宿舎に帰ろうとしてた時、




JM「あ……」




JM「楽屋にスマホ忘れた……」




JK「え…」




ジミニヒョンが忘れ物をした。


まったく、このヒョンは。




YG「あれだけ忘れ物してないか確認しろって言ったのに、ったく笑」




JM「えへへ、ごめんなさい笑」




JM「先にバンに乗って待っててください！すぐきます！」




JK「じゃあ僕はジミニヒョンが途中で道草くわないか確認してきます笑」




JN「行ってこい行ってこい！笑」




JM「え！道草くわないよ！笑」




JK「ほら、早く行きますよ！僕お腹すいて死にそうなんですから」




JM「はいはい笑」




こんな感じで楽しく楽屋へ来ただけだった。




けど、


楽屋に近づくとどこからか微かに声が聞こえてきた。


ヌナ達まだ楽屋の中にいるのかな？




“？『私だってしたくなくて連絡しないんじゃないもん』”




この声は……




…Aさん？




JM「ヌナ達、何かあったのかな？」




JK「この声ってAさんじゃないですか？」




JM「え？」




“『本当は………』”




JM「…ほんとだ」




何を話してるんだろうか。




Aさん達が話終わるまで楽屋の外で待っていたい。


でも、早くジミニヒョンのスマホを取りに行かないとバンでヒョン達が待ってる。


だから申し訳ないけど扉を開けなきゃ。


そう思い、扉を開けた瞬間……




『本当は！！！』




『…まだ、ジミンのこと大好きだよ！！』




楽屋の扉を開けると、




ジミニヒョンのことを呼び捨てして叫ぶAさんがいた。




JMJK「………え？」




『え？』




ジミニヒョンが……好き…？




やっぱり…




Aさんは……




JK「…A……ヌナ…？」




JM「Aっ、…どういう…こと……？」






『……ごめんなさいっ…！』




謝ると走って楽屋から飛び出して行ったAさん……いや、Aヌナ。




JM「……Aっ！」




JK「Aヌナ！！！待って！！」




追いかけなきゃ。




追いかけて、




早く、



早く僕達の元に取り戻さなきゃ。

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