ねえ、本当にメイクさん？

ーJKsideー ページ16

最近のジミニヒョンの様子が少しおかしい。


僕以上にAさんのことを見ている。



あ、ジミニヒョン立ち上がった。




JM「ねぇ、Aちゃん」




『すみません、今から衣装持ってこなきゃで…』




JM「あ…そっか！ごめんね！」




今日もAさんに話しかけれなかったジミニヒョン。




まただ。


やっぱりAさんがジミニヒョンのこと避けてる様にしか見えない。




JM「……はぁ」




JK「今日もダメでしたか？」




JM「うん、目も見てくれなかった」




JM「まあ、目は前髪で隠れてるから見えないけど…笑」




JK「きっと、たまたまですよ」




JM「そうかなぁ……」




JK「はい、きっと」




JM「………だといいけどね」




こうやってジミニヒョンをなぐさめたのは何回目だろう。


前よりもAさんに話しかけようとしているジミニヒョンと、相変わらず逃げようとするAさん。


この状況はいつまで経っても変わらない気がする。




Aさんが何でジミニヒョンを避けるのか、

何で僕達と仲良くしようとしてくれないのか、


もっと気になってきた。





気になってきた…？


気になってきたなら聞けばいいだけだ。


Aさんが衣装持って帰ってきたら聞いてみよう。

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