ねえ、本当にメイクさん？

ーJMsideー ページ11

JM「……はぁ」




JN「大丈夫だよ、きっと」




帰りのバンの中でスマホの画面を見て、ため息をつく。




“「留守番電話に接続します」”




スマホから聞こえる留守番電話の声。


電話をかけてもいつもこれ。


コール音が鳴ることはない。




JM「何で………」




JM「何で電話に出てくれないの……」




1年前くらいなら鳴っていたコール音は、今は鳴らない。




JN「僕の電話にも、ユンギのも、ジョングガの電話にも出てくれないんだよね…」




JM「ヒョン達のにも…ですか」




僕達のこと……着信拒否にしないでよ………




JN「何か…理由があるんじゃないかな」




JM「……そうなんですかね…」








僕には愛する人がいました。


いや、今でも愛してる人です。


けどある日、


その人は僕の前から突然いなくなって、そして音信不通になりました。




僕の……




僕のせいだ…………



ごめん……




JM「ごめんね…A……」




JN「ジミナ、そんなに自分を責めないで」




JM「大丈夫ですよ、ジンヒョン」




army達、ヒョン達の前では顔に出さないように頑張ってるけど………





やっぱり僕は





A無しじゃ無理だよ………。

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