初めて恋をした日に読む話3

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始業式も無事に終わり、順子にお願いされてた由利くんに体調管理のことも伝えたい。

センター試験まで後少しなので、順子と百田さんとでやってるみたい。塾では百田さんはできないのでハングリージャングルの場所を借りてやってるみたい。

美和は噂のカレとデートで忙しそう。…いい加減本名でデートすればいいのに…。キャバクラ経営者って言って引くような人なら早く次の人を探した方がいいと思う。

ある日の夜、最近毎日といっていいぐらい家に来てる一真。今日はカレーが食べたいと言って仕事帰りにいっしょに買い物をして作ってる。

山「新婚生活ってこんな感じ？同じ職場っていいな。あと少しじゃん。」

『…恥ずかしいからあんまりジロジロ見ないで。』

山「これが当たり前になるんだから慣れて？それに俺はもっとくっついてたい。」

後ろからそっと抱きしめられる。…包丁使ってない時でよかった。

『ちょ、危ないってば！』

山「大丈夫。包丁使ってる時は我慢した。」

『焦げるよ…？』

山「…仕方ないか。後でな？」

無事に作り終え、食べて、片付けも終えて、ソファーでゆっくり寛いでいる時にメールの着信が…。
机に置いていたスマホを取ろうと手を伸ばすと、腕を掴まれるて

山「ほっとけ。どうせ松岡か八雲だろ。ロクな要件じゃねぇよ。それより…。」

頰に手を置いて、顔を段々近づけてくる

山「今は俺だけ見てろ。他に目移りするな。」

そう言ってキスできそうなほど近くに顔が近づいた時、

TRRRRRRRRRRR
ー着信ー
春見 順子

山「っ‼…このパターン多くね？お前らはいい時に連絡寄越しすぎ！」

『…(苦笑) もしもし？』

順「Aっ！どうしよう⁉ゆりゆりが！すごい熱で！私のせいで…！」

『順子っ！とにかく落ち着いて。由利くん熱あるの？』

順「ゆりゆりが…私に話があったみたいで、ずっと塾の前で待ってたみたいで…。私も今日は雅志と約束があったから出かけてて、メールにさっき気づいて！」

『わかったから。とにかく今から迎えに行くから。

まだ塾の前？』

順「…うん。」

『すぐに行くから待ってて！』

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