初めて恋をした日に読む話3

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ー半年後ー

春から準備しててもバタバタだったけど今日は私達の結婚式。
控え室で準備をしてると

コンコン

山「A、準備できた？入るぞ。」

返事をする前に入ってきた一真。ジーっと私を見てる…。

『どこか変？』

山「イヤ、綺麗だなあって思って。やっぱそのドレスにしてよかったな(笑)」

『////////、よかった。何か用事だった？』

山「いや、特に無い。Aのドレス姿、1番最初に見ときたかっただけ。」

『試着の時に見たでしょ？』

山「それとはまた違うじゃん。…今見ないと、邪魔されそうだし。松岡とか。そろそろ来る頃だろ？」

『邪魔って…(苦笑)』

山「するだろ、いつも。今日ぐらい独り占めさせてくれねぇかな。

ホント、冗談とかじゃなくて綺麗だ。」

『っ‼ ////////。
不意打ちでそういうのはズルい…。』

山「顔、真っ赤(笑)
思ったことを言葉にしただけ。今、すごいキスしたいけど、本番まで我慢するわ？だからさ、手貸して？」

『一真が顔が赤くなるようなことばっかり言うからでしょ！

…手？』

言われた通り、手を一真の方に差し出すと、手を優しく持たれる。

山「ホント、こういうのは俺のキャラじゃないけど、神様に誓う前に、Aに誓いたくて。

ずっと大切にするから。だからずっと傍にいて？」

持っていた手の甲にそっとキスをする。

『////////』

山「手の甲へのキスって大切にしたい人へ贈るキスらしいぜ。俺でもこの格好なら様になってた？」

『うん(泣)なんで今そういうこと言うかな…、ウルウルしてきちゃう。』

山「泣くなよ…、せっかく綺麗にしてもらってるんだから。」

一真が嬉しいことばっかり言うから涙腺が緩んできちゃう…

コンコン

美「A〜？入るよ。

あ〜！式の前に何、花嫁泣かせてるのよ〜！」

山「人聞きの悪いこと言うなよ。」

美「A？山下には何されたの？」

山「おい、なんで俺が悪い設定で話してんだよ(怒)」

『美和、大丈夫。これは嬉し泣きだから。』

美「そうなの？ならいいか。」

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