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ゆっくり過ごす暇もなくあっいう間に夏休みも終わり、いつもの日常が戻ってきた。あの南高なので生活指導が必要な子も…。もちろん、か、ずま…(慣れない…)のクラスにもいる訳で。
保健室で足りない備品のチェックをしてるとドアが開いたのでドアの方に目を向けると、

山「あぁ〜。無理。疲れた…。」

椅子に座り込んで、すごい疲れてる…。

『お疲れ様。はい、コーヒー。』

しばらく休憩していくだろうと思い、コーヒーを渡して作業の続きに戻ろうとしたら、腕を掴まれ

山「なぁ、コーヒーもいいけどさ、俺すごい疲れてるの。だから癒して?」

『・・・・。』

思考停止。この人が何言ってるのかちょっと理解できない。

山「Aが抱きしめてくれたら元気出るんだけどなー。」

『…えっ⁉ちょっ、はっ?何言ってんの?』

山「あぁ…。恥ずかしがり屋のAちゃんはすごい疲れてる俺を癒してくれないのかー。」

『…ここ学校だし。』

山「ここには俺たちしかいねぇよ。…じゃあさ、抱きしめてもらうのは諦めるから…」

座ったまま手を引かれて腰に手を回して抱きしめられる。

山「抱きしめさせて?返事聞く前に抱きしめちゃった(笑)」

『ちょっ、離して!』

離してもらおうと押し返しがもっと力を込められて全然離れない…。

山「無理。充電させて。」

…。だいぶ疲れてるみたい。仕方ないか。頭に手を置き撫でる。抱きしめるのは無理だけどこれぐらいならいいかな。

山「A?…もう少しこのまま。」

気に入ったみたいでもう少ししてほしいっていうのでしばらく続ける。撫でられてる姿はネコみたい。

気がすんだみたいでコーヒーを飲み干し立ち上がる。

山「あんま、ここにいると仕事したくなくなるからもう行くわ。」

『(笑)いってらっしゃい。』

山「おう。あっ…。」

『どうかした?』

山「忘れもの。」

そう言って私の前まで来て頰にチュッとキスをした。

山「これで、仕事頑張るわ(笑)」

『////////』

顔が真っ赤の私を置いて保健室から去って行く。

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設定タグ:初めて恋をした日に読む話 , 山下一真 , 中村倫也   
作品ジャンル:恋愛
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プロト(プロフ) - 何度もなんてありがとうございます。感激です!貴重な寝る前の時間をありがとうございます! (2019年4月17日 13時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - グイグイ最高です(笑)もぉプロトさんの小説が好きすぎて何度も何度も最初から見てます!寝る前の恒例になってます(笑) (2019年4月17日 5時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - ありがとうございます!このお話の山場はとりあえず終わったのでここからまたラブラブしてもらいたいです。もちろん山下先生にグイグイいってもらいます(笑) (2019年4月15日 23時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - もぅ山下先生かっこよすぎます!もぉ山下ロスがさらに悪化しそうです(笑)甘々なんて最高すぎます!すごく楽しみです。 (2019年4月15日 11時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - 愛里さん» この後はただただ甘々の予定です!なんとか平成の間には終わらせたい…! (2019年4月15日 8時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プロト | 作成日時:2019年3月26日 16時

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