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ゆっくりした時間を堪能してると爆弾発言がふってきた。
『えっ‼////////』
山「今、したくなった。それに言っただろこの間。忘れた?覚悟しといてって言ったの。」
『忘れてない…。』
山「じゃあ、いいよな?」
スッと頰に手を伸ばす山下くん。手が触れる直前に目をギュッと瞑る。
山「フッ(可愛い…)」
まぶたにソッと口づけをして、頭を撫でられる。
『えっ…?』
山「緊張しすぎ(笑)大丈夫だから力抜け。」
もう一度目を瞑る。ソッと頰に手を添えて…
目を開けるとまだ近くにある山下くんと目が合う。
山「可愛い。やべぇな…。癖になるわ。」
今まで見たことがないくらい嬉しそうな顔。
山「冷えてきたし、そろそろ帰るか。」
そう言って山下くんは私の手を掴んで歩きだした。
山「今度こそちゃんとデートしようぜ?定番遊園地とか行くか?」
『30過ぎた大人が2人で?(笑)』
山「いいじゃん。行こうぜ。」
『そうだね。行こっか。今度。』
次の約束をしながらバイクの所まで歩いていく。
山「もうすぐ夏休みだし、どっか行こうぜ。」
『南高の子達がなにもやらかさなかったらね。』
山「不吉なこと言うな。」
夏休みに近づくにつれ、先生の仕事は忙しい。私は担任や学科を受け持っていないからいつもと変わらないけど山下くんは忙しそう。私にできることを手伝ったり、雑用を頼まれたり。
慌ただしく時間は過ぎ、夏休み突入。
山「あぁー。これでしばらくはあいつらの世話しなくてすむわ。」
『そんなこと言ってちょっと物足りないんじゃない?』
山「かもな。そういや由利の成績、すげぇ事になってたな。劇的に伸びてる。」
『頑張っていたからね。本人も順子も。【夏休みは毎日教えれるから嬉しい〜】って言ってたよ。』
山「春見らしいな。」
『ホントに。』
学校は夏休みだけど教師も休める訳でもなく…。やることはたくさん。順番で夏休みを取っていく。
そんな中八雲から「頼むから手を貸してくれ!」とメールが届く。
同窓会の順準備あとは、ハガキを出すだけなんだけど宛名のシール張りを手伝ってほしいと。
結局、司くんにも手伝ってもらっていたみたい。さすがに宛名貼りまで頼むのは気が引けたらしい…。
しょうがない。手伝ってあげますか。
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プロト(プロフ) - 何度もなんてありがとうございます。感激です!貴重な寝る前の時間をありがとうございます! (2019年4月17日 13時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - グイグイ最高です(笑)もぉプロトさんの小説が好きすぎて何度も何度も最初から見てます!寝る前の恒例になってます(笑) (2019年4月17日 5時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - ありがとうございます!このお話の山場はとりあえず終わったのでここからまたラブラブしてもらいたいです。もちろん山下先生にグイグイいってもらいます(笑) (2019年4月15日 23時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - もぅ山下先生かっこよすぎます!もぉ山下ロスがさらに悪化しそうです(笑)甘々なんて最高すぎます!すごく楽しみです。 (2019年4月15日 11時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - 愛里さん» この後はただただ甘々の予定です!なんとか平成の間には終わらせたい…! (2019年4月15日 8時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プロト | 作成日時:2019年3月26日 16時