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山「どうも。娘さんの彼氏の山下一真。」

父「Aの父親の蓮水源一郎だ。知ってると思うが。」

山「父親ねぇ…。」

父「なんだ?文句があるのか。お前のような若造が。」

山「文句なら大有りだ。娘の結婚勝手に決めてんじゃねえよ。あいつと結婚するのは俺だ。」

父「お前と結婚させて私に何の得がある?私の決めた者と結婚させる。お前の意見なんて聞く意味がない。」

ガンッ‼‼‼
余りにも理不尽なことばっか言うからムカついて部屋の壁を殴った。このクソジジイを殴らなかったのを褒めてほしい。

山「ふざけんなっ‼Aはお前の道具じゃねぇ。」

父「叫びたいだけ叫べばいい。だが結果は変わらん。娘はここにいる杉谷君と結婚させる。」

さっき入り口にいた男が部屋に入ってきてクソジジイの横に立つ。

父「将来有望な男だ。私の跡を継ぐのはこの男だ。」

山「勝手に跡でも何でも継げばいいだろ。それとAがこいつと結婚すんの何が関係あるんだよ。」

父「もちろん、私の息子として継いでもらう。そのために娘と結婚させる。」

山「クソだな。その結婚であいつは幸せになれんのかよ。そもそもこの男にAは勿体ねえ。俺がもらう。」

杉「口を慎め!君みたいな人が直接話せる人じゃないんだ。口の利き方も知らないのか。」

山「うるせぇ‼娘の幸せも願えねぇような奴に使う敬語なんかねぇよ!」

父「君には幸せにできるというのか?」

山「あぁ。少なくともあんな顔はさせない。」

杉「おっ、俺だって彼女を幸せにできる。元ヤンなんかに幸せになんか…!」

山「Aのどこが好きなんだよ。俺よりも幸せできるっていう根拠は?」

杉「こっ根拠。?そんなの決まってる将来有望な俺と結婚したら将来も安泰だ。幸せになれない訳がない。」

山「やっぱりお前には無理だ。あいつにお前はもったいない。
Aの隣は俺しかいない。」

杉「なっ、何を言ってるんだ!俺のどこに君に負ける要素が…」

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設定タグ:初めて恋をした日に読む話 , 山下一真 , 中村倫也   
作品ジャンル:恋愛
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プロト(プロフ) - 何度もなんてありがとうございます。感激です!貴重な寝る前の時間をありがとうございます! (2019年4月17日 13時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - グイグイ最高です(笑)もぉプロトさんの小説が好きすぎて何度も何度も最初から見てます!寝る前の恒例になってます(笑) (2019年4月17日 5時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - ありがとうございます!このお話の山場はとりあえず終わったのでここからまたラブラブしてもらいたいです。もちろん山下先生にグイグイいってもらいます(笑) (2019年4月15日 23時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - もぅ山下先生かっこよすぎます!もぉ山下ロスがさらに悪化しそうです(笑)甘々なんて最高すぎます!すごく楽しみです。 (2019年4月15日 11時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - 愛里さん» この後はただただ甘々の予定です!なんとか平成の間には終わらせたい…! (2019年4月15日 8時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プロト | 作成日時:2019年3月26日 16時

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