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昼休みなので図書室に行こうと思い廊下を歩いていると見覚えのある女子生徒が廊下を横切る。
『えっ⁉エトミカ…?』
美香「あーっ‼やっと見つけた!」
エトミカがこっちを指差して走ってくる。避ける前に抱きつかれた。
美香「最近、全然会ってくれないんだもん‼匡くんに会いにくるついでに来ちゃった。」
『いや、来ちゃった!じゃなくて。なんでエトミカがここにいるの?』
美香「えぇ〜。匡くんにも最近会えてなかったからいっしょにお昼でと食べようかな〜って思って!匡には拒否られたんだけど…。」
「「エトミカー‼」」
『呼んでるよ?』
美香「いいのいいの!さっ!行こ。」
『何処に行くのよ…。』
美香「決まってんじゃ〜ん‼保健室。」
はぁ…。私の昼休みが…。ノンストップで喋り続けて、気が済んだのか「時間だから帰るね〜。」と嵐の様に去って行った。この人の話を全然聞かない感じ…美和に似てる。
帰った頃に昼休み終了のチャイムが…。全然休憩できなかった…。
疲れた…。いつもと同じ仕事量なのに、疲労感がハンパない。
山「なんかすげー疲れてるな。どうかした?」
『昼休みに嵐がやってきた…。』
山「嵐?…そういえば嵐みたいな奴に会ったわ。」
『…多分いっしょの子だと思う。』
山「飯でも行くか?」
『行きたい!けど……』
山「けど?」
『行きたいけど、今日はやめとく。』
山「なんか用事?」
『大したことじゃないと思うけど…実家に来なさいって昨日メールがあったから。』
また今度ご飯には行くことにして、一応実家に行くけど…嫌な予感しかないわ…。
夜になり、実家に帰ると…
父「やっと帰って来たか。何回も連絡したのに無視ばかり。」
『帰ってくる気がなかったので。』
父「それじゃあ、今日はなんで帰ってくる気になった?」
『拒否権がない言い方の時は大抵良くないことが起こるので。それで、要件は?』
父「
。」
『っ‼‼』
父「要件はそれだけだ。帰るなら早く帰りなさい。」
『……失礼します。』
※父親のセリフはあえて空白にしてます。文字化けではないので。詳細は後日明らかにしますので。ご了承ください。
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プロト(プロフ) - 何度もなんてありがとうございます。感激です!貴重な寝る前の時間をありがとうございます! (2019年4月17日 13時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - グイグイ最高です(笑)もぉプロトさんの小説が好きすぎて何度も何度も最初から見てます!寝る前の恒例になってます(笑) (2019年4月17日 5時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - ありがとうございます!このお話の山場はとりあえず終わったのでここからまたラブラブしてもらいたいです。もちろん山下先生にグイグイいってもらいます(笑) (2019年4月15日 23時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - もぅ山下先生かっこよすぎます!もぉ山下ロスがさらに悪化しそうです(笑)甘々なんて最高すぎます!すごく楽しみです。 (2019年4月15日 11時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - 愛里さん» この後はただただ甘々の予定です!なんとか平成の間には終わらせたい…! (2019年4月15日 8時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プロト | 作成日時:2019年3月26日 16時