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げっそりした様子で戻ってきた山下くん。美和何したの?
山「やっぱりお前の幼馴染すげぇわ…。何か吸い取られたような気がする…。」
美「失礼なっ‼妖怪みたいに!友達の幸せな話は聞いてて嬉しいなって、思って。」
『美和…‼』
美「八雲ももっとグイグイ行かないと!私も同窓会行くからね。」
八「はっ⁉高校違うだろ!」
美「いいじゃん。ちゃんと八雲のサポートはするからっ!」
八「わっ、わかった。何とかする。」
美「よろしくねー。」
美和…。何か違う目的があるでしょ。後で聞いとこ。
八「お前らは?先に聞いとく。」
『えっ?多分大丈夫だと思うけど。当日に何もなければ。ねぇ?』
山「おぅ。何もなければな。」
八「OK。場所と日時が決まればまた連絡するわ。」
『ホントに思いつきなのね…。』
八「俺の持ち前の要領の良さを発揮したらなんとかなるだろ!」
…不安要素が多すぎる。職権乱用して司くんに手伝わせてそう。はぁ…。
意気揚々と帰っていったけど大丈夫?
『…それで?美和が同窓会に参加するって言った本当の理由は?』
美「え〜。それ以外の理由なんて、あるわけないじゃ〜ん。」
山「俺でもわかるぐらい、他の目的があるのダダ漏れだぞ?」
昨日、もんちゃんに戦国武将占いで運命の人に出会えるかもと出たらしく。同窓会が婚活の場に選ばれたみたい…。
美「大丈夫だって〜。顔を覚えていない同級生が1人ぐらいいたってバレないって‼大人しくしとくし。」
あぁ…。行くのやめようかな…。山下くんが慰めるように肩をたたいた。
山「もう諦めろ。何言っても聞かないぞあれ。」
『そうする。もうこの話は終わり〜。帰ろっか?』
そう言って美和の店を出る。美和は嬉しそうに後ろ姿を眺めていた。
美「このまま、幸せになれるといいね。」
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プロト(プロフ) - 何度もなんてありがとうございます。感激です!貴重な寝る前の時間をありがとうございます! (2019年4月17日 13時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - グイグイ最高です(笑)もぉプロトさんの小説が好きすぎて何度も何度も最初から見てます!寝る前の恒例になってます(笑) (2019年4月17日 5時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - ありがとうございます!このお話の山場はとりあえず終わったのでここからまたラブラブしてもらいたいです。もちろん山下先生にグイグイいってもらいます(笑) (2019年4月15日 23時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛里 - もぅ山下先生かっこよすぎます!もぉ山下ロスがさらに悪化しそうです(笑)甘々なんて最高すぎます!すごく楽しみです。 (2019年4月15日 11時) (レス) id: b37f5c0c48 (このIDを非表示/違反報告)
プロト(プロフ) - 愛里さん» この後はただただ甘々の予定です!なんとか平成の間には終わらせたい…! (2019年4月15日 8時) (レス) id: 0e6f4fb6fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プロト | 作成日時:2019年3月26日 16時