恋心 ページ44
黎凰の歌に合わせ不知火は楽しそうであった
歌えば皆を酔わせ 踊れば皆を虜にする不知火の舞は儚く美しい舞
背にあった2つの扇は、手持ちサイズになり舞う
天高く扇を飛ばしては受け止め幕を降ろした
黎凰の所に瑠火は現れ、「とても素敵な物を見せて頂いたわ。貴方には感謝してます。何から何までありがとう。息子達をお願いします」そう言って、スゥと消えた
「素晴らしい物を見せてもらった。礼を言う。先ほどの言動はすまない。」
『私も無礼なことをしてしまいすいません』
「神宮寺さんが、謝ることではない。今から、また柱会合があるだろう。その後は泊まっていきなさい」
『そんな気を遣わなくても』
「いいんだ。私がそうしたいんだ。」
ポンと頭を撫でて愼寿郎は家に戻った
「黎凰!凄いな!陰陽師は式神と戦うだけかと思ったけどっこうやって式神を大切にしてる思いも伝わった」
炭治郎はキラキラと黎凰に感動していた
『うん。戦うだけでなく、彼らも情はあるからね。したいことは出来るだけやってあげたいだ』
炭治郎君と話していると千寿郎君の勢いよい抱きつきでよろめきそうになるが、何とか踏ん張る。千寿郎君は可愛い!
「黎凰さん!母上に会えました!!ありがとうございます!歌も素敵でした」
涙を堪えながらも嬉しそうな表情であった
『ありがとう。よかったね』
「あ。炭治郎さん、日の呼吸の書物を父上が読んでいたので多分あると思います」
「本当か!」
「案内します」
炭治郎君と千寿郎君は日の呼吸を調べるため屋敷に入っていった
ここに残ったのは不知火と私、煉獄さんだけとなった。
煉獄さんを見れば、パチッと目が合ってしまいプイッと逸らしてしまった
私は、何で顔を逸らしてんだろうか
その様子に不知火はクスッと笑った
すると、煉獄さんは私に歩み寄り頬を撫でる
それはとても気持ち良かった
父上に何年ぶりに話す事が出来た
包囲もしてくれた、全部君のおかげだ
「ありがとう。美しかったぞ、よもやよもやだ」
「愛いな」
『そんなことは...』
////!!カァァア
「こら。顔を良く見せなさい」
クィ
『あの。からかわないで下さい』
「なぜだ」
君の事をもっと知りたい、色んな表情を見たいとそう、思ってしまった
不知火は杏寿郎の肩越しから顔を出す
「もう。黎凰をいじめないの、ちゃんと貴方達を守ってあげるから」
『ありがとう不知火』
「むぅ、女性に守られるとは不甲斐なし」
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい…しのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさんしのぶさん (10月6日 19時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
三月 - 更新、待ってました。続き楽しみです! (2021年12月25日 0時) (レス) @page50 id: a1362dd522 (このIDを非表示/違反報告)
不知火(プロフ) - sayuriさん» 遅くなりました。駄作を読んで頂きありがとうございます!!! (2021年12月25日 0時) (レス) id: a99bd1cfc4 (このIDを非表示/違反報告)
sayuri - 面白いです。毎日見ています。 (2021年11月27日 11時) (レス) @page48 id: 08ede09a98 (このIDを非表示/違反報告)
sayuri - 面白いです。毎日見ています。 (2021年11月27日 11時) (レス) @page48 id: 08ede09a98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不知火 | 作成日時:2020年11月19日 14時