＃35 ページ41
このままじゃ、あと数分でキャパ越えだ
ここは一か八か……
『(鎖の攻撃に乗じて、殴りに行く……！！)』
俺は鎖の攻撃を常闇が防いだところに
バネで加速し一気に攻め込んで、ハンマーで横殴りにした
もちろんハンマーの大きさは小さくしている
俺の身長くらいはあるけどな
「ここで、黒瀬が仕掛けたぁぁ！！こりゃ、完全に決まったかぁ！！？」
殴った感触はあった
常闇も確かに飛んでいた
しかし、俺の攻撃が捕らえていたのはダークシャドウで
常闇は場外まで行かずに数メートル離れた場所に着地した
『これで決まらないのかよ…』
「中々にいい攻撃だった。だが、俺とダークシャドウには通用しない」
今度は俺に向かってダークシャドウが迫ってきた
防御…無理、回避…も無理
あんまり、手の内は明かさず戦いたいんだけどな……
俺は、ハンマーを戻してそのままダークシャドウを受け止めた
「黒瀬、常闇の攻撃を一歩も動かず、受け止めたぁぁ！！？見た目に反して、意外とパワータイプっだったのか！？」
攻撃を仕掛けた常闇は目を見開いていた
その一瞬の隙を突いて、俺はダークシャドウと常闇を鎖で地面に固定した
「…個性を複数持っているのか？」
思わずといった感じで呟かれた言葉に
俺は少し笑みを浮かべなら、常闇の方に近づいた
『……似た個性を使ってる常闇に、特別に種明かししてやるよ』
そうして、目の前にしゃがんで小さく呟いた
『俺の黒鉄は体外で使うのが主だが……体内でも使い道がある…』
「体内で……？」
『黒鉄は形は勿論、量や、その硬さなんてのも操れる』
「……！！つまり、俺の攻撃を防いだ時、体内で黒鉄の硬度を上げた…あの時のお前の体は、切島のようになっていたわけか」
『そういうことだ』
俺の答えを聞いた常闇はフッと笑うと
「まいった」
ハッキリと言った
何とかここまでこれたな
準決勝…ここを勝てば優勝まで、あと一歩だ
『(そう簡単にいく相手じゃないんだけどな…)』
観客席を見上げる
こちらを睨みつける視線とぶつかる
【いよいよだナ！】
友達がワクワクとした口調で嬉しそうに言う
『(…キツイ戦いになりそうだな)』
【それでも、オレたちがやることは変わらないゼ？】
『(あぁ、やることは一つ…)』
戦って、勝つ
それだけだ
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ピン - n番煎じだなんてそんな、、！！とても素敵(？)です！！これからも頑張ってください！！ (2019年4月7日 20時) (
レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
▼碧海△(プロフ) - 鳥栖さん» コメントありがとうございます！途中で気づいたんですが、書き直せてないとこがありましたか……！教えていただきありがとうございます！ (2019年3月28日 18時) (レス) id: f5765eb3a5 (このIDを非表示/違反報告)
鳥栖(プロフ) - 漢字についてなのですけど「ばくごう」は「爆豪」です。所々「爆轟」になってしまっています。 (2019年3月28日 13時) (レス) id: 8f71125a5b (このIDを非表示/違反報告)
▼碧海△(プロフ) - ピンさん» コメントありがとうございます！作者の創造力が無いせいでn番煎じなものになってしまってすみません……精進します！！ (2019年3月23日 20時) (レス) id: f5765eb3a5 (このIDを非表示/違反報告)
ピン - 個性にすっげぇ見覚えあるから話に入りやすかったです、、！！ (2019年3月23日 17時) (レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：▼碧海△ | 作成日時：2019年3月6日 19時
