＃34 ページ40
二回戦の組み合わせに突入した
最初の戦いは緑谷VS轟
緑谷は氷結を個性で壊しながら戦っていた
だが、その反動でアイツの指はボロボロだった
【痛そウ！！何であんなこと出来るんだヨ！】
『(俺に聞くなよ…)』
でも、確かにアイツの行動は異様だ
相当な覚悟が無いと、あそこまで出来るもんじゃない
『(けど、そんなアイツだからこそ…人の心を動かすことが出来る)』
試合が終わった後の轟を見てそう思った
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「続いての組み合わせは、名前も個性も似てるなお前ら！！常闇VS黒瀬！！」
二回戦目、俺の番が来た
プレゼントマイクの紹介は俺も内心思っていたことだった
常闇の個性、ダークシャドウは中距離、俺の黒鉄は遠距離と相手と離れて戦うのが主だ
しかも、どちらも自我がある
まぁ、黒鉄に自我があるのは隠しているんだが
「スタート！！」
合図とともに俺は鎖を飛ばす
しかし、ダークシャドウに阻まれ、常闇までは届かなかった
こうなることはわかってたけど…
せめて、弱点とかわかれば色々やりようがあるんだがな
何度か同じことを繰り返すが、全て弾き返される
「常闇流石の防御力！！黒瀬の攻撃をことごとく防いでいく！！両者ともに、最初の位置から一歩も動いてないぞ！コレはかなりシヴィー戦いになりそうだ！！」
『(一歩も動かずか……なら、先ずは動かすことから始めるか)』
俺は鎖を戻してその場にしゃがみ、両手をステージにつけた
『数で攻めるってあんま好きじゃないんだけどな……』
次の瞬間には、常闇にあらゆる方向から鎖が迫っていた
「防げ！！」
「アイヨッ！」
流石の数に防ぎきれず、常闇は回避のためその場を動いた
とりあえず、最初の目標はクリア
今なお、俺の背中から、足の裏、手のひらを通し地面さえ突き抜けて鎖が縦横無尽に動いている
「なんだなんだ！！？鎖の数が急激に増えたぞ！！？てか、これちょっと気持ち悪いな！！」
気持ち悪いって……他にも言い方あっただろ
プレゼントマイクの言葉に少々傷付きながら、俺はこの後どうしいよおうか、と考えていいた
『(このままやってても意味無いっていうか、ジリ貧だよな……)』
この戦法は長期戦には完全に不向きだ
奇襲で一気に仕留めようと思ってたんだが……
常闇のガードが予想以上に固い
【このままだと、キャパ越えするゼ？】
『(わかってるって…今考えてんだよ)』
さて、どうしたものか
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ピン - n番煎じだなんてそんな、、！！とても素敵(？)です！！これからも頑張ってください！！ (2019年4月7日 20時) (
レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
▼碧海△(プロフ) - 鳥栖さん» コメントありがとうございます！途中で気づいたんですが、書き直せてないとこがありましたか……！教えていただきありがとうございます！ (2019年3月28日 18時) (レス) id: f5765eb3a5 (このIDを非表示/違反報告)
鳥栖(プロフ) - 漢字についてなのですけど「ばくごう」は「爆豪」です。所々「爆轟」になってしまっています。 (2019年3月28日 13時) (レス) id: 8f71125a5b (このIDを非表示/違反報告)
▼碧海△(プロフ) - ピンさん» コメントありがとうございます！作者の創造力が無いせいでn番煎じなものになってしまってすみません……精進します！！ (2019年3月23日 20時) (レス) id: f5765eb3a5 (このIDを非表示/違反報告)
ピン - 個性にすっげぇ見覚えあるから話に入りやすかったです、、！！ (2019年3月23日 17時) (レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：▼碧海△ | 作成日時：2019年3月6日 19時
