＃20 ページ21
『(今の、攻撃完全に決まってたよな？)』
【もちろんダ。アイツ、攻撃が効かない体なのカ？】
『(感触的に、俺みたいに体を硬化してる感じはなかった…)』
【ダメージを無効にしてるとカ？】
『(詳しくはわからないが…確実なのはアイツに物理攻撃は意味がないってことか)』
オールマイトを倒すためにつくったと手だらけのアイツは言っていた
オールマイトの戦闘スタイルは圧倒的パワーの肉弾戦
それに耐えられるようにしてるに決まってる
『(戦っても時間稼ぎになりそうにない…作戦変更だ)』
【どうすんダ？】
『(キャパ越え覚悟で、アイツの動きを封じる)』
【つーことハ、アレやんのか？この状況じゃ、下手したら殺られるゼ？】
『(他に方法がない。1−Aと先生たちを信じるしかない)』
【ったく、お前ってケッコー頑固でわがままだよナ】
『(お前にだけは言われたくないな…オールマイトが来るまで耐えとけよ)』
【ハッ！そんくらい、朝飯前ダ！！】
友達の言葉に少し口元を緩めた
そのまま俺は両手を脳無へと向ける
「何しようとしてるのか知らないけど、何やっても無意味だ…お前に勝ち目はない…」
『別に、最初からコイツに勝つ気なんてねぇよ……俺が…いや、俺たちがするのはあくまで時間稼ぎだ』
両手から鎖が脳無へと向かっていく
そのまま体に巻き付き見る見るうちに上半身が鎖で覆われた
「こんなので動きを止めたつもりか？」
『そう慌てるなよ…最後の仕上げだ』
俺は自分の手から脳無へと繋がっている部分を切り離した
瞬間、俺は眩暈と息苦しさに襲われる
対する目の前の奴はなす術なく、地面に倒れこんだ
「何やってるんだ！さっさと立てよ、脳無！」
倒れたままの脳無にイライラした口調でまくしたてるが
脳無は足をバタつかせるだけで一向に起き上がる気配を見せない
それもそのはず…アイツの体には黒鉄が巻き付いているからだ
コレは黒鉄の特殊さを生かした作戦
黒鉄は俺にとってはどんな形であろうと、プラスチックほどしか重さを感じない
だが、相手にとっては鉄の塊そのものと同じだ
加えて相手が感じる黒鉄の重さは、俺との距離と、相手が触れている黒鉄の量に比例する
そして……
俺から切り離された黒鉄は俺以外、誰も持ち上げることはできない
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ピン - n番煎じだなんてそんな、、！！とても素敵(？)です！！これからも頑張ってください！！ (2019年4月7日 20時) (
レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
▼碧海△(プロフ) - 鳥栖さん» コメントありがとうございます！途中で気づいたんですが、書き直せてないとこがありましたか……！教えていただきありがとうございます！ (2019年3月28日 18時) (レス) id: f5765eb3a5 (このIDを非表示/違反報告)
鳥栖(プロフ) - 漢字についてなのですけど「ばくごう」は「爆豪」です。所々「爆轟」になってしまっています。 (2019年3月28日 13時) (レス) id: 8f71125a5b (このIDを非表示/違反報告)
▼碧海△(プロフ) - ピンさん» コメントありがとうございます！作者の創造力が無いせいでn番煎じなものになってしまってすみません……精進します！！ (2019年3月23日 20時) (レス) id: f5765eb3a5 (このIDを非表示/違反報告)
ピン - 個性にすっげぇ見覚えあるから話に入りやすかったです、、！！ (2019年3月23日 17時) (レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：▼碧海△ | 作成日時：2019年3月6日 19時
