page147 また一歩前進 ページ7
「「千本桜スプラーッシュ！」」
ジャンプを翔ぶたび、会場の熱があがるのが分かる。少人数だが、その熱は確かに出演者へと届いていた。
シン「お疲れ様です！」
ユキノジョウ「ありがとう。」
手の甲で額の汗をぬぐっているが、その姿はどこか清々しい。
ユキノジョウ「さぁ、次は貴方の番ですよ。」
A「あ…そうですね。行ってきます。」
１人１人ショーをしても４人だとまわってくるのが早いものだ。今回選んだ曲はシューティングスター。この場に相応しい曲だと思う。
カケル「はーい！ではではラストAさんです！レッツプリズムショーウ！」
この楽しさを、日頃の感謝を、全部のせて…！
溢れる笑顔で歌い、踊る。そんなAを見て皆も自然と笑顔になる。
スタン、いくよ…！
心の中でスタンに合図する。すると、頭上にピアノが現れた。このピアノはスタンが化けたもの、そう気づいてからはよりプリズムライブを楽しむようになった。
「プリズムラーイブ！」
カケル「おお！生プリズムライブ…！」
空気が一変し、皆ピアノの音に魅了される。油断も隙も与えぬままAは床を蹴った。
「「スタースプラーッシュ！」」
輝くステージの中で、勢いにのったAはそのまま２連続ジャンプをとんだ。
タイガ「な、なんじゃこりゃ…！」
シン「すごいです…！」
「「３連続！スターダストシャワー！」」
この間４連続をとべたのはたまたまかもしれない。今回は曲も違うし客の数も桁違い。それでも…
とびたい！いや…とべる！
床を蹴り、高く飛躍すると辺りは虹色に染まっていた。
「「４連続！はばたき！レインボーテイル！」」
ヒロ「！？あのジャンプは…」
静かに着地すると、すぐに客席から拍手が聞こえた。
翔べた…また、４連続…
立ち尽くしていると、横からシンがキラキラの笑顔で飛び出してきた。
シン「す、すごいですね！Aさん！僕、プリズムライブなんて初めて見ました！」
タイガ「…ま、よかったんじゃね。」
ユキノジョウ「素直になれ、タイガ。あんなに釘付けになってたではないか。」
タイガ「んなっ…それは言わないでくださいよ…」
出演者の３人にほめられて、たじたじしていると、客席からも何人かが走り寄ってきた。
レオ「すっごく素敵です！特に最後のジャンプはとても美しかったですぅ。」
カケル「ほんと、綺麗だったよん。その…うん、ホントに。」
カヅキ「カケル顔あけーぞ。」
カケル「ふぁい！？」
page148 少しでも近づきたい→←page146 十王院財閥にお任せ
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kiko(プロフ) - コノミさん» コノミさん、いつも読んでくださりありがとうございます！本当ですか！とても嬉しいです励みになりますｯｯどうぞこれからもよろしくお願いしますね♪ (2020年4月9日 18時) (
レス) id: 92cacadd3e (このIDを非表示/違反報告)
コノミ(プロフ) - めちゃくちゃずっと読んでてめちゃ胸キュンします！！このシリーズは大好きなので 頑張ってください！ (2020年4月9日 0時) (レス) id: c314281d85 (このIDを非表示/違反報告)
kiko(プロフ) - えぃかさん» えぃかさん、読んでいただきありがとうございます！好みｯｯとても嬉しい褒め言葉です……まだまだ下手な文章ですがこれからも見ていただけると嬉しいです♪ (2020年2月11日 2時) (レス) id: 92cacadd3e (このIDを非表示/違反報告)
えぃか(プロフ) - めっちゃ好みの小説です！！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2020年2月11日 1時) (レス) id: 12b917d369 (このIDを非表示/違反報告)
kiko(プロフ) - いちごみるくさん» いちごみるくさん読んで頂きありがとうございます！そう言ってもらえて光栄です……(><)嬉しいです頑張ります！ (2020年1月13日 14時) (レス) id: 92cacadd3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiko | 作成日時：2019年3月24日 2時
